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【アークナイツ】一ヶ月で8章クリアまで駆け抜けた新人ドクターの話

 アークナイツの話をしよう。



1. アークナイツって?

 以下、Appstoreアプリ説明文より引用。

原因不明の天災が世界各地で頻発し、直後に現れるようになった正体不明の鉱物――「源石<オリジニウム>」。
技術の発展によって、源石<オリジニウム>に含まれるエネルギーが産業に活用され始めると、文明は飛躍的な進歩をたどった。
しかし、それと同時に「感染者」と呼ばれる存在が世界各地で生まれはじめた。

感染者は強大な力を宿す半面、感染を広げる原因にもなる恐ろしい存在とされ、人々は彼らを忌み嫌い迫害する。
不遇な扱いを受けた一部の感染者はそれを良しとせず、この世界に新たな秩序をもたらすと反旗を翻した。

そんな混乱の中、感染者により引き起こされる全ての問題を解決すべく、医療機関「ロドスアイランド」が立ち上がった。
「ロドスアイランド」の頭脳であるあなた<ドクター>が目覚めた時、世界は大きく動き出す。

App store 「アークナイツ」▼世界観 より

 知己によるとゲームジャンルはタワーディフェンス。あまりやったことがない(昔ちょっとだけやってやめた過去あり)。
 アニメの1期を見ていた。めちゃくちゃ陰惨で救いがなくて、これの続きがゲームにあると知り、少し興味を持った。無課金低レア中心でもクリアできると評判を聞いた。
 逆張り精神により、それなら初動でガチャブッパして高レアで蹂躙してやると手を付けたのであった(バカ)。


2. プレイ内容

2-1. リセマラ(2024/5/1)

 いくらガチャを前提とするにしても、無限に金があるわけではない。
 体験上、この手のゲームは限定ガチャ実施中に一天井くらいまで引くと初動が楽になる。ということでリセマラ開始。目標はフェス限の複数入手。

地獄を見た

 過程は省略。道中で異格スペクター、異格スカジを引きつつヴィヴィアナとヴィルトゥオーサも確保し、天井は異格テキサス。


2-2. 初期メンバー編成(2024/5/1)

 天井まで回して溜まった資格証や追加のピックアップ募集、それから星6招集券などもフル投入して初期メンバーを整備した。
 選択した星6はエイヤフィヤトラ。理由は水着コーデがド直球だったため。肩紐レス最高。
 この時点でゲームシステムへの理解度は当然ゼロである。

テンニンカだけはレア度に屈した


2-3. メインストーリー突入~再育成(2024/5/1~2024/5/15)

 アークナイツをプレイ済の先輩ドクター方は上の画像を見てすぐに察しただろう。あっという間に詰まった(4-10の白い悪魔)。
 このゲームはタワーディフェンスであり、まずキャラを配置するためのコストを稼ぐ先鋒、拠点に侵入する敵をブロックする重装、飽和前に雑魚の群れを殲滅する前衛、損耗する体力を回復する医療、ドローン等のブロック不可である飛行を撃墜する狙撃など、役割が分かれている。一方でガチャから引いた最高レアは数が限られるため、役割をカバーしきれない。

 つまり、謳い文句であるところの低レア中心でもクリアできるというのは、これらの役割を一式揃えるための要員として低レアがおり、たまたま引けた高レアで一部の役割を代替すると気持ちよくなれるよということだ。しかし逆張り精神で始めた手前、簡単に低レアに逃げるわけにはいかない。テンニンカには目を瞑る。星6になれテンニンカ。

 ではどうするか。
 数値を上げて数字で殴るのだ。

 このゲームは育成にとにかくリソースを食う。知るか。石割りはすべてを解決すると孔子も言っている。経験値と金は石を割れば手に入るのだ。
 要求素材が後半ステージ(当然未到達)に多すぎる。知るか。統合戦略?の報酬に並んでるものを片っ端から取ればよいのだ。フレンドのリィン+臨時召集でゴリ押した。最後はレベルを直接買った。

女関係がヤバすぎる女
全てがヤバい女
我らの光ってTLが言ってた意味が分かる女
CEOの座を乗っ取った女

 編成は少しだけ弄った。狙撃がドローン専任してくれないと話にならないステージが多すぎたため、シュヴァルツ→エイプリル、高台が脆すぎたためアーミヤ→リン。あとは順当にレベル上げと昇進を重ねた。


序盤の火力不足を全て解決したヴィルトゥオーサがMVP


 スズランとヴィルトゥオーサの領域展開が全てを解決した。
 イベント「ツヴィリングトゥルムの黄金」もZT-10までクリア。EXは流石にまだ歯が立たなかったが、資源調達等はどこも最高効率までオート周回できるようになり、このままメインストーリーも順調に進んでいくものと思われた。奴が現れるまでは。

 フロストノヴァ再来。ヴィルトゥオーサにより毒殺。

 パトリオット襲来。ヴィルトゥオーサにより呪殺。

 クソッタレ帝国ドローン登場。フレンドのGGで爆殺。

 タルラ。

 お前ふざけんじゃねえぞこの野郎(文字はここで途切れている)


2-4. メインストーリー再開~再育成(2024/5/16~2024/5/25)

 ごまかしごまかしやってきた火力不足・耐久不足・回復不足がすべてJT8-3のタルラによる全域焼却ギミックで露呈した。どうしようもない。タルラに火力を通す手段もなければマップ兵器への対抗手段もないのだ。

 ここで二度目の再育成に突入する。
 課題は地上の火力と耐久力。火球に紛れて流れ込んでくる犬と民間兵への対応。なんでお前ら消し炭にならないの?
 とまれ高台に依存しない戦力が必要だ。手持ちのリソースとにらめっこの結果、白羽の矢が立ったのは以下のオペレータだった。


脳筋シャチ
縁の下カジキ
不死身サメ
砲台イカ

 

 アビサル。

 たまたまリセマラ中に引いていた異格スペクターと星5アンドレアナ、それから中堅セレクトで強引に引いたスカジ、配布のグレイディーア。面子はいる。あとは育成リソースさえ確保できればいい。

 これが地獄だった。
 モジュールをほぼ最大強化まで持っていくのに全員昇進2+レベル60~50程度まで上げたうえでモジュール強化素材に死ぬほど結晶制御装置やD32鋼を要求される。正気ではない。

 だが石を割れば全て手に入る。

 石を割るのだ。

 石を割った。

 タルラの✕✕龍門スラング✕✕野郎をぶっ倒すために。


2-5. 8章クリア(2025/5/26)

 結論から言うと、アビサルを育てただけでは足りなかった。スカジと異格スペクターでタルラは第二形態までしばけるのだが、その間に上下に犬と民間人が流れていく。なんでお前ら消し炭にならないの?

 こいつらを止めるための重装、それもマップ全面焼却に耐えられる回復重装としてサリアを採用。サポートにマドロックも採用。当然こいつらもレベル1からなので育成リソースを投入する必要があった。
 石を割って促成栽培した。もう石割りなど慣れたものだ。

 それでも回復が足りないのでフレンドからナイチンゲールを借りた。火力は足りている。足止め役の重装もいる。回復もこれで追いつくはずだ。

 果たして結果は、、、



3. 感想

3-1. ストーリー

 暗すぎる。
 陰鬱で惨憺たる戦争モノとしての出来は評価するのだが、限度がある。
 そして読みにくい。敵陣営に毎回悲しき過去があり回想が挟まるため時間軸も混乱し、キャラクターの呼び名は場面によってぽんぽん変わる。はっきり言って読み手のことをまったく考えていない。戦闘にめちゃくちゃ集中していた状態から頭のベクトルを切り替えるのも難しいというのに。
 エンタメとしては評価できない。気持ちよく終わるタイミングがメインストーリー上で全くと言っていいほど訪れない。火種はあちこちに燻ったまま、ただ主要人物の一部がロストして次の戦いが始まるだけだ。

 だが、こういうのが一つくらい、現代のインスタント快楽エンターテイメント飽和文化の中にあってもいいと思う。


3-2. 戦闘

 歯ごたえと理不尽が重なり合っている。
 盆栽ゲーの中で戦術性は飛び抜けている。キャラクターを育成したところでマップギミックに適応しなければ勝てない。初見殺しのギミックがあちこちにあり心を折るタイミングが多すぎる。
 だがギミックに対応してうまく捌いたときの気持ちよさは確かにある。根気強さを要求するゲームだ。決して万人受けはしないだろう。


3-3. キャラクター

 かわいそう。


3-4. システム

 令和の時代にスキップも無ぇの!?(クソデカ大声)


4. おわりに

 面白かったです。面白くなかったらここまでやってないと思います。

 9章から先もまだあるようなのでぼちぼち追いつけるよう進めていきますが、逆に9章以降は区切りが来ていないようなので無理に追いつく必要もなく、ゆっくりとサイドストーリーでも開けていこうかなと。

 テンニンカは星6。

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