特別 なんかじゃない。 三つの風が 教えてくれたこと。
こんばんは。 noteさん。
足早の先に広がった入道雲は、どっしりと 天に向かって伸びていました。
世界へ届けた熱は過ぎ去っても、青と白の眩しい夏が まだ ここにあります。
醒めない渦の中で、ひっそりと始まった、
東京パラリンピック。
色とりどりの光と、楽しい音に包まれた、
あたたかな、空気は、
ひと月前の、とはまた違っていて、
新しい、物語の、はじまりでした。
限界の、その先で闘っている、
パラアスリート達のすがたを、
リアルタイムで観ることが出来なかった、
あのときの、閉じた社会を、
とても残念に思っていた、けれど。
5年という日々を、少しずつ、進みながら、
いまの、日本にやってきた、から、
待ち望んでいた、その機会に、逢うことができました。
言葉や、見た目に、違いがあっても、
リズムに合わせて、からだを動かせば、
心のままに楽しいんだって、
そう思わせてくれた、開会式の、
誰もが、自由で、夢のよう、な、、
じんわりとした、優しい余韻を、思い出します。
想像していた、よりもたくさんの、
いろんな人の、いろんな不自由、があって。
スポーツという、空間の中で、
ひとりひとりの、身体を活かして、
自分自身に向き合いながら、
挑み続ける、そのすべてから、
涙や苦しみを乗り越えた、
情熱と強さが、伝わってきました。
出逢いに導かれて、何かと繋がったり、
できないことを受け入れて、助けをもらったり。
自分なりの、方法を見つけながら、
何度も何度も、繰り返して、
今の場所に、辿り着いたんだと、思います。
きっと、想像できない、ほどの、
時間と、汗と、悔しさがあって、
そこで生まれた想いを、ひとつずつ背負って。
わたしなりに、経験を巡らせて、
分かっていた、つもり、だったけれど。
支えて、あげたい。。
そんなふうに思ってしまっていた、
これまでの、わたしは、
ちゃんと知らないから、
勝手に思い込んできた、んです、ね。
支えなんて必要ない、くらいに、
ずっとずっと、強くて、、
すごいなあ、って思いました。
不自由がある、のに出来る、ことが、
すごいんじゃなくて、
出来るために、不自由に挑み続けている、ことが、
すごい、んです。
真っ直ぐな、その想いは、
あげると、もらうの、フィルターを、
わたしの、中から、なくしてくれました。
不自由ってことは、
とくべつ、なんかじゃなくて。
誰かと違っているのは、当たり前のことで、
不自由は、その違いのひとつ、だから。
そのまま認めたって、いいし、
同じに近づけていく、のもいい。
大事なのは、違いにとらわれずに、
前を向いて、進んでいくこと、なんだって、
笑顔と涙に溶け込んだ、メッセージを、
もらえたような、気がしています。
79億人の、15パーセント、の。
この国の人よりも、ずっとたくさんの人たちが、
不自由があっても、自由はなくても、
その人らしく、生きています。
、ある、ことも。
、ない、ことも。
どちらだって、いい。
すべてのひとに、やさしい、
そんな世界に、なったらいいなって、思います。
真っ白い、地球の、
芯に灯った、育まれた、炎は、
きっと燃え続けている、はず、だから。
広がっていく、未来を、信じて。
追伸。
誰かの、努力と哀しみに支えられて、
今の、わたしの気づきが、あります。
あなたへの、ありがとうを、こころから。