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妊娠を振り返って_②妊活する前にやったこと

前回は妊活を始めようと思った理由、子供が欲しいと思った理由を書きました。前回の記事はこちら。

今回は妊活を始める前にやったことを書きたいと思います。今回は、妊活を始める人に少しでも役立てば良いと思います。箇条書きで説明していきます。

1、禁煙すること

こちらは喫煙している人はもちろんですね。我々夫婦は両方とも、酒タバコ大好き自堕落夫婦だったので、入籍日に禁煙しようと決めていました。実際には夫はその前から禁煙していましたが、私は入籍日であり、一緒に住み始めた日から禁煙を始めました。実際には妊活を始める1ヶ月前くらいから。

そこから一本も吸っていませんと言いたいところですが、やっぱりイライラした時や仕事でストレスが溜まった時は吸ってしまっていました。妊活前のように日常的に吸うことはありません。実際に妊娠をしたので、やめられただけで、妊娠をしなかったら、禁煙をできていたかわかりません。ここ1年で本当に喫煙者に厳しい世の中になったので、いずれにせよ吸う場所がなくてやめていたかもしれませんが。。
今でも映画などでタバコを吸っている人をみて、いいなと思うことはありますが、吸いたいなと思うことはありません。

おすすめとしては、禁煙してから、妊活しようと思うのではなくて、妊活を始めてから禁煙することです。万が一お腹の子に何かあったら、どうしようと思うので、吸いたくても吸えなくなります。笑
禁煙してからじゃないと、妊活できないなって思ってたら、現実的にいつまでも妊活はできません。

2、ブライダルチェックをする

ブライダルチェックというのは、病院によって異なりますが、大まかにいえば、妊娠するのに身体の状態が問題ないか検査をすることです。
ブライダルチェックについては、こちらをご参照。あくまで一つの病院の考え方です。病院により値段も様々です。


とくに性病にかかっていた場合は、赤ちゃんに影響するので、妊活する前に検査しておいた方がよいと思います。性病はセックスの有無に限らず感染している可能性もあると言われているし、自覚症状がない場合も多いので、「私関係ないわ」って人はいないと思います。

私の場合は、ずっとピルを飲んでいるので、かかりつけの産婦人科で受けました。子宮や卵巣の状態については、もともと検査してもらって問題ないと言われていたのですが、念のため再検査して妊娠能力の問題ないと確認してもらいました。

具体的には以下の検査を受けました。

貧血、肝機能、腎機能、エイズ、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、クラミジア、風疹
に加えて子宮、卵巣の超音波検査

基本的には念のための検査で、問題ないだろうと思っていました。注目していたのは、風疹の抗体検査です。風疹は子供の頃、接種したことがあると母にも聞いていたのですが、子供の頃に受けたとしても、抗体を持っていない人もいるらしいです。

妊娠中に風疹に母親がかかってしまった場合、赤ちゃんもウイルスに感染してしまい、障害を持ってしまう可能性があるので、抗体があるかどうかの抗体検査をすることが重要だと思います。

私の場合、実際に抗体がありませんでした。なので、検査をしておいて本当によかったと思います。

よく「妊娠中にすべきこと」のページで、風疹のワクチンを打つと書かれていて、母子手帳をみて受けていたら、再度受けなくて大丈夫!って書かれていることが多いです。ですが、小さい頃に受けても、妊娠したいと思った時点では抗体がない場合もあるので、まず抗体があるかどうかの検査を受けておいた方が良いです。

抗体があれば、ワクチンは打つ必要はありません。抗体がない場合は、ワクチンを打つ必要がありますが、妊娠を希望していて抗体がない(正しくは抗体が低い)場合は自治体から助成金が出る場合があります。私は病院で案内され、自分で役所のHPで申し込んで費用の助成券をもらえました。

また、風疹の抗体検査自体の助成金ももらえるそうです。(自治体によって異なります。)私の住んでいる自治体ではもらえます。

このあたり、ちょっとややこしいのですが、つまりブライダルチェックを受けてしまえば、性病検査もできて、風疹の抗体検査もできて、子宮の状態も全部まるごといっぺんにみてもらえるということです。
ただお金が結構お高いです。私の場合は2万円程度でした。保険診療ではないので、すべて自費となります。とはいえ、気になる性病やら何やらの検査を個別に全て行うのは大変だし、お金もかかるし、手間もかかるので、2万で全部すむなら安いなと個人的には思いました。ブライダルチェックは妊活を始める前でなくとも、受けておいて損はないなと思いました。

それから、男性側にもブライダルチェックというのはあるそうです。夫婦、パートナー同士で受けられる産婦人科も調べたら出てきました。

ここはデリケートな部分になると思いますが、結婚する前に相手の妊娠能力があるかどうかを知っておきたい人って結構いると思います。私がそうでした。結婚してから、子供を作れない身体でしたってなったら、どうしても片方が子供が欲しい場合、離婚するしかないですよね。すぐさま離婚とはならないかもしれないですが、相当悩むと思います。それなら先に検査する方が合理的だと思います。

じゃあ私の場合、どうしたかと言うと、夫(その時は結婚する前なので彼氏ですが)にブライダルチェックを受けてとお願いしましたが、結局夫は性病検査を受けてきた!って言われたので、それでOKとしました。笑

なんとなく、ブライダルチェックで通じるかなと思ったけど、夫には通じず、そこまで言い出せなかったんですよね。それが現実です。合理的な答えと現実は異なります。ただ本能的に大丈夫っていう謎の感覚があったので、まあいっかってな感じになりました。

妊活すると自分の身体大丈夫かな?相手の身体大丈夫かな?って色々考えます。それは妊娠、出産については逃れられませんでした。その中で自分の悩むポイントを減らす、不安になるポイントを減らす意味でブライダルチェックはおすすめです。

3、風疹のワクチン接種

前述の通り、風疹の抗体検査を受け、抗体が低い場合は、ワクチンを打ちます。ここで、重要となるのが、風疹のワクチンは生ワクチンなので、妊娠中は受けられません。また、ワクチン接種後の2ヶ月は避妊が必要です。

2ヶ月ですよ!2ヶ月も避妊しなさいって簡単に言うけど、知らなかったらあと2ヶ月も待たなきゃならんのかーーって思いますよね。私は思いました。ただそれを知ったのが、入籍前だったので、先に知ってよかったと思いました。

接種自体はインフルエンザと同じです。すぐに終わります。

とにかく風疹のワクチン接種は重要!接種してから2ヶ月は避妊しなければいけないので、早めに受けること!それだけです。

ちなみに、妊娠してから、必ず風疹の抗体検査を行います。いつだったか忘れましたが、必ず行うものだと思います。

私の場合、これだけ考えて風疹のワクチン接種をやったのに、抗体がありませんでした。

体質で抗体ができにくい人がいるみたいです。でも風疹にかからなかったから、結果オーライなのかな。どちらにせよ、やってなかったら風疹にかかるか心配で自由に外出や仕事ができなかったと思うので、妊活をする人は絶対にやっておくべきだと思います。

かの有名な漫画「コウノドリ」でも触れている箇所があります。ちょうどいいWEBページを見つけたので、詳しくはこちらをご覧ください。

4、自分の身体のメンテナンス

これ、めっちゃ重要です。私は以下のことをやっておいてよかった、やっておけばよかったと思います。

脱毛、ホワイトニング、歯医者

脱毛

脱毛に関しては、将来妊娠を考えているのなら、今のうちに脱毛だけはしとくべきと思います。もちろん、脱毛をしたい人であれば。

私はワキとVIOが途中のまま妊娠してしまい、放っておいたらどんどん生えてきました。ワキに関してはほとんど目立たないかなって感じで、あまり気になることもなかったのですが、VIOは脱毛する前と同じような状況になってしまいました。まだ1回か2回ぐらいしか照射してなかったので、しょうがないですね。現在も授乳中なのでいけていません。一応、期限とかはないらしいので、授乳終わったら行きたいです。

ちょっと話はそれますが、個人的に下の毛は不要だと思ってます。実際に出産時に全剃りで臨みましたが、なくて本当によかったと思います。出産後は会陰切開を大体の人はするので、大事なところが傷でボロボロです。トイレの時に、傷だらけな部分をトイレットペーパーでゴシゴシ吹けないので、スポイトみたいなのでピュピュとかけて、トイレットペーパーでチョンチョンとするだけです。もう出産後のあそこなんてどうなっているのか想像もできないけど、とにかく痛いし、とにかく刺激したくないという気分になります。

なのでVIOの毛がない方が衛生的に感じて、私はラクでした。

あと、なんとなく毛がない方がお産の時に助産師さんや医師の方が検査しやすいのかなと思って(笑)これは余計なお世話かもしれませんね。

しかし、臨月に入ると、お腹が邪魔でちょうど自分の大事なところが見えなくなるので、注意です。私が鏡を見ながらやりました。それが自分でもかっこ悪くて、誰か脱毛しときなって教えてよーって風呂場で叫びました。

ホワイトニング

これも妊娠中、授乳中は行けないので、やりたい人はやっておいた方がいいです。私は授乳が終わったら、すぐにでも行きたいと思ってます。

ホワイトニングが妊娠、授乳に影響するかしないかはよく分かっていないらしいです。なので影響するかしないか分からないものはやめておいた方がいいので、妊娠前にしておくことをおすすめします。

歯医者

歯医者については、風疹と同じくらい重要かもしれないですね。歯医者は通い出したら、人によっては半年とか1年とかかかる可能性もあるので、1年とか歯医者に行ってない人はすぐにでも行った方がいいかもしれないです。

私の場合、妊娠前から継続的に行っていて、ちょうど治療が終わるタイミングだったので、妊活のスタート前に治療を完了することができました。

実際、私の場合も妊娠初期に麻酔をして治療を行ったことがあるので、絶対に妊娠中にできないことではないと思います。麻酔の量にもよるかと思いますが、妊活を考えている人はまず歯医者に行って、問題があれば治療をした方が良いと思います。そこで、行った先の歯医者さんで相談するのが一番早いかと思います。

メンタル系のお薬の相談

書いていて思い出したのと、意外に重要だったので書きます。もともと寝つきがものすごく悪くて、布団に入って3時間とか眠れないのが学生時代からざらにありました。
今の会社に転職して、なんせ朝が早くて夜が遅い。布団に入って3時間も寝れないと、睡眠時間が3時間くらいしか取れないわけです。

なので、3年前から寝つきをよくする薬を飲んでいます。他にも飲んでいた薬はあったのですが、妊娠前は寝つきの薬のみ。

妊娠中は基本的に薬を飲むのはNG。花粉症や解熱剤など飲みたい薬は産婦人科の先生に確認してから飲みます。それでないと怖いので飲めません。

しかし、妊活中も妊娠中も会社に行く以上、上記の薬を飲むのは避けられないので、かかりつけの先生に相談しました。結果的に、その時飲んでいる薬は妊娠中、妊活中も飲んでいて問題ないとのことだったので変わらず飲んでいます。授乳中の今も飲んでいます。

もしメンタル系の薬を飲んでいて、妊活したいという方がいたら、自分で判断するのでなく、先生に相談するのがよいと思います。自己判断でやめるのは危険です。相談せずに飲み続けて妊娠するのも危険だと思います。

もし、妊活する前に妊娠に影響のある薬を飲んでいたとしたら、、、

先生に相談すれば、安全に影響のない薬へシフトすることができます。先生に相談せずに妊娠したら急にやめないと行けなくなるかもしれません。ただ、メンタル系の薬ってその薬をやめて違う薬に変えたところで、それが自分に合うかどうか分からないのが多いと思います。ただでさえ、不安な妊娠期に薬を変えるのは負担が大きいと思うので、妊娠する前に影響のない薬にシフトしておくのが良いと思います。

逆に、妊活するから、自己判断で飲んでいた薬をやめるというのも危険だと思います。理由があって処方されているので、飲むのをやめた結果不安定になってしまったら元も子もないと思います。

余談ですが、私のかかりつけの先生によると、全体的にメンタル系に問題がある人の場合、妊娠中は良い方向に向かうことが多いそうです。気をつけるべきは産後で、産後はメンタルが丈夫な人でも産後うつになるリスクが上がるので、もともと薬を飲んでいるような人はさらに気をつけないといけないとのことでした。

5、葉酸サプリを飲む

これは有名なので、妊活している人は知っていると思います。ポイントは妊娠してから飲むのでは遅くて、妊娠する前から飲むことが重要という点ですね。あくまで飲むのがおすすめという意味で必須ではないですが。

一旦、これで終了です。もし、思い出したら追記していきたいと思います。結構ありましたね。妊娠しようと思ってから、こんなに考えないといけないことがあるんだって驚いたことを覚えています。
よく漫画とかで思いがけずに妊娠していた!とかを見るので、あまり意識しないで妊娠してから考えればいいと思っていたのですが、ネットや書籍などで調べて見ると、万全に妊娠に身体や環境を備えて行くにはこれだけのことが私には必要でした。

あくまで私の場合に必要だと思ったことです。自分はかなり心配性なので、妊娠してからネットで検索して、不安になったり、後悔することがないように、入念に考えた結果、こうなりました。誰かの参考になればよいと思います。



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