日記2021年2月6日 偏頭痛治った日

　今日はとにかく頭が痛い。
頭が痛いのはよくあることで、中学からの偏頭痛持ちなのだ。
どんなことをしても治らない日がほとんど。
ただ本当に滅多にないけど治ったことが2度あった。
頭が痛いのに絵を描いた日。
頭が痛いのに音楽を聴いた日。
いつもはそんなこと絶対できないのに。

　絵を描いて治った日
頭は痛かったけれど、なぜか絵が描きたかった。
女の人が水に浮かんでいる絵を描いた。
頭が痛いと思いながら描いたらそういう絵になった。
小さい丸いプールに女の人が浮かんでいる。
プールの水は外へこぼれて遠くへ流れ出して、丘を登って行く、という絵になった。
描き終わったとき頭痛は治っていて、この絵を元にした物語が頭から勢いよく出て来て急いで書き留めた。

　音楽を聴いて治った日
久しぶりにスティーブ・ライヒを聴きたくなって、「ドラミング」というアルバムを聴いた。
このアルバムは聴いたことがなかった。
ライヒはずっと聴いてなかったし、そもそも好きじゃなかったし、頭痛の時に聴くなんてとんでもない！絶対ムリの作曲家だったのに、その日はなぜかライヒの顔が浮かんで来た。
その時は音楽が頭にスポン！と入って来て、聴き終わったら治っていた。
その後、頭痛がなくてもしばらくライヒばかり聴いて、結果好きになった。

　頭痛が治った2度とも、それまでは頭が痛い時にはとてもできない、むしろ避けていた事をして治ったわけで、、不思議だ。
その後は頭が痛くて辛くても、同じようにやってみようとは何故か思わない。
それも不思議だ。