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「結婚してみよう」のその後

さてじゃあ結婚してみようとなったものの、彼は今までそういうことがなかったと言っているし私自身は何年か前に付き合っていた人のご両親にご挨拶をしたことはあるがその後関係が終わってしまったのでそこから進んだことはなかった。

「結婚ってどういうプロセスがあるんだっけ?」
30を過ぎた大人2人で情けないが、ここから話は始まった。

しかも、我々二人は結婚しようとしているこの時期に転職やら同棲やらも同時に検討しているため「結婚そのものに関わるプロセスはできるだけ省こう」と思っていた。何なら「紙一枚書いて出せばいいんでしょ」くらいの勢いで。

すみませんでした。甘かったです。

別に駆け落ちしているわけでもなくさすがに常識ある(ような顔をして生きていきたい)大人であり、しかも交際期間が超短いのでなおさらある程度はちゃんとしようと思うと、お互いの親にも挨拶しないといけないし親同士だって会わせなければいけない。お互いの親はそれぞれ地方にいるし、うん、年内入籍なんて到底無理だ。まぁ急いではないのだけど。ただ「形式ばった結納」や「結婚式」「披露宴」といった一番大変かつお金がかかるイベントはやらない。落ち着いたら写真を撮って旅行にも行きたいと思っている。このあたりを一気にやっている人たちは何?超人なの?大富豪なの?と思う。皆さん本当にすごい。

そして家探しがとても難儀である。私は今の家を決めた時、まだ前の方が入居中だったので最終的には内見せずにえいやで契約した。ただ、二人で暮らすとなるとそう適当にもいかないしお互いの職場も違うしで、時間がかかった。

家探しだけでなく今まで「えーい」と適当に決めていたことも相手のことを考えて慎重にならざるを得ないし、こうやって人はまたひとつ大人になっていくのだね。としみじみしている。もうとっくに大人だけどさ。

30過ぎて全く体験したことがない新しいことに取り組むというのはなかなかない経験であり、いろんなことに「へえー!」と思いながら進めるのは悪くない。いまのところ家探し以外で困っていることはない。

と、ここまで書いてまた放置していたのだけど、家も決めた。最終的にはやっぱりえいやでほとんど私の一存で決めた。人間そう簡単には変わらない。

結婚や同棲に伴う作業をしながらお互いのことをさらに知る、という感じになっていて他のカップルとは順番が逆だが、まぁそういうことがあってもいいだろう。今の気持ちとしてはとにかくさっさと引っ越しを済ませて楽になりたい。

こんな感じで婚活、その後のことも書いていきたいと思います。
ではまた。

お読み頂きありがとうございます。最近またポツポツとnoteを上げています。みなさまのサポートが私のモチベーションとなり、コーヒー代になり、またnoteが増えるかもしれません。