SNSでの誹謗中傷といま自分にできること

もう、タイトルで言いたいことを言ってしまった感はあるけれど
自分は格闘技、VruberさんやYoutuberさんの配信をよく見る。そして音楽や映画もすごく好きだと思っている。
最近は好きな分野に限らないけど、顔の見えない大勢からの発言で起きる色々が多すぎる。でもそれを見て思うのは怒りよりも悲しさが強い。
なんで前に進んでいく人たちがただ傷つけられないといけないんだろうか。
意図的に誰かを傷つけていないのに、なんでそこまで傷つけられないといけないんだろうか。

散々多くの人が書いていることだとは思うけれど、今回はそのあたりについて頭に浮かんだことを書きたいと思う。これは自分個人の考えなので当てはまらない人ももちろん居ると思いますが、許す範囲でお付き合いください。

誰でも気軽に発信できる時代。悪口でさえ。

世界にTwitterやFacebook、LINE、動画配信サービスのYoutubeなど含めると、今の世の中には匿名で自分から発信ができるツールが無数にある。これだけSNSが普及すると、1人で複数のアカウントを持っているのも普通のこと。
誰でも「気軽に」情報や自分の感情が発信できる時代になった。
そう、気軽に。

個人で情報が気軽に発信できることは凄く良いことだと思う。
自由に発言できるということは自由に発言できる権利があると言い換えることができる。そうすると考えなきゃいけないことはなんだろうか。

そう、
権利には責任が伴う
ということ。

あなたが気軽にした発言で誰かを傷つけた場合、その責任はどう取るのだろう。そもそも「自分がした発言に責任を持つ」なんてことを考えながらSNSで発信している人はどれくらい居るんだろうか。

一方通行の発言は人を傷つける

匿名に守られながら、納得いかない誰かやアレコレについて好きなように書いているみなさん
自分の意見が「数多くある意見の一つ」くらいだと思っているのでは?

言っておくぞ

1分の1だぞ。傷つく側にしたら

「数ある多くの誹謗中傷で傷ついた」
んじゃじゃないぞ
「あんたという個人が書いた誹謗中傷1つに」
「一人の人の尊厳が傷ついた」
んだからな。
百個誰かに中傷や批判があったとしたら
100分の1じゃなくて、1分の1×100
だってことだぞ。

自分以外の人も言ってた
じゃなくて
あんたが言ったかどうか

だからな。

SNSを日々のストレスや行き場のない感情のゴミ箱として使うのも個人的にはありだと思っている。だけど、そのゴミを捨てるのにもルールはあるはず。他に人がいる場所でゴミを捨てんだからせめてルールは守って欲しいと切に思う。

心当たりがある人へ

中には「悪いことやっちゃったな…」と後味の悪さを感じて自分の発言や投稿をなかったことにする人もいる。
わかってるとは思うけれど
自分の投稿を消しても、発言した事実もされた側の感情は消えない

中傷や一方的な批判で傷ついた人のその傷ついたときの感情やダメージは一生残るからな。
投稿を消したことは反省でも何でもなく、自分が傷つきたくないだけの隠蔽に近いぞ。
本当に反省するのなら、誰に何を言われても自分のやったことを忘れずに生きていくしかない。

自分が傷つけた以上に誰かを傷つきから守ったり力になったりするしかない、と思う。

してしまったことはなくならない
居なくなった人は戻ってこない

自分自身が当事者じゃないから、こんなことを言えている部分も正直あると思う。自分が当事者だったり大切な人が傷つけられたならそんなこと言ってられないと思うけれど。

今自分にできることを考えて見た

今まで長々と書いてきたけれど、投稿を消す人は投稿を消してそれでおしまいだし、そもそも本当に罪悪感を感じる人なんて少数で、感じる人はそもそもしない人がほとんど。

悲しいけれどこの世の中から誹謗中傷もいじめもなくすことはできない。

これを書いているときに今自分に何ができるのか考えた。
ただただ普通の一個人でできることを。


お金もそんなにあるわけじゃない。社会に影響を与えられるわけでもない。だから自分がいつも思っている最大限の感謝をここに残すことにした。

無意識の悪意とは戦えないから、それを越える様な感謝を伝えていきい。

一人でも多くの誰かと相対している表現者のあなたに届いたら嬉しい。

世の中の配信者、創作者、クリエイター、全ての表現者のみなさん

こんにちは、はじめまして。
もしかしたらイベントやライブなどでお会いしているかもしれないですね。

いつも皆さんが創作や表現を通した活動をしてくれるおかげで
間違いなく自分という人間が生きています。

仕事で嫌なことがあっても
「帰ったらあの配信見よー」と
「来週にはあのライブ行くんだ」と
毎日を乗り切れています。

誰かに会えないときでも
「この小説面白いなぁ」
「この動画めっちゃおもろ!」
と寂しさが和らぎます。

自分が前に進みたいときには
「あんなふうになってみたい」
「あんなに頑張ってる人には負けられない」
と踏ん張りながら前に進む勇気をもらっています。

きっと、目にする誹謗中傷の比じゃないくらい
あなたに助けられた人やあなたがエネルギー源になっている人がたくさんいます。

誹謗中傷や批判に負けるな
なんて言いません。
あなたが元気であなたらしく生きていることが
何よりも嬉しいです。どうか無理はしないでください。

あなたを見つけることができたこと
あなたが作ったものと会えたこと
同じ時間軸に居られること
に感謝しています。

これが慰めになるかはわからないけれど
確実に今これを書いている一人の人生をより良くしてくれています。

どうかお元気で
ずっと応援しています
また作品や配信、イベント・ライブでお見かけするのを楽しみにしています。
それではまた

                 ファンより

ちょっとクサいですかね。
でも、思っていたことをそのまま書きました。

これからは自分の好きな人たちのためにもっともっと感謝を伝えていきたいと思います。

おしまい

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