見出し画像

寝る前のメモ。


好きな作家さんのお話を聴いて、クラフトビールを飲んで、JAZZを聴いて(正式には未遂)、ソファでうたたね寝するという幸せな数時間を過ごしてから、温かいお風呂に入る。これだけで十分すぎる幸せなのだと思う。

・・・

先週に続きデジタルデバイスから離れる時間がなかなか取れなくて、今週は1日の逃避行と3時間ほど離れる日を2日間つくってみた。展示を見に行ったり、行きたかった空間を訪れたり、買い物へ行ったり、本を読んだり。散歩にも出かけた。

逃避行中の新幹線は、物理的に現在地から離れることでむしろ仕事が捗るという不思議な状況だったけれど(今度はPCを置いていきたいね)、移動することの効用をまじまじと感じた。トンボ帰りをしたので、戻ってきた頃にはずいぶん不思議な心地がした。

ほんの3時間でも通知をオフにして自分のための時間をつくることが、これから細々と生きながらえていくためには必要かな。20代もあと1年と少し、自分自身を持続可能にしていかないとね。

そんなこんなで、丁寧に暮らすことの難しさを感じているときに、「あなたは丁寧に暮らしているね」と言われ、少しびっくりしてしまった。日々を大切に過ごせる人になりたいと思っているのは確かだけれど、まだまだ「丁寧」とは程遠い。先週書いた通り、一人では生活がままならないのである。

50歳になる頃には、たぶん私は家系的にシルバーヘアになると思うので、その状況を楽しめる人になりたいとも思っている。暮らしの丁寧さとは関係ないかもしれないけれど、現状を受け入れながら心豊かに暮らす人の存在を知っているので、そこに向けて心持ちの訓練をしている感じかな。

ひとつだけあるとすれば、ずいぶん前からTVをほとんど見なくなったので、その時間を自分に充てていることはあるかもしれない。それと引き換えに(?)、流行りの芸能人やタレントのことは、どんどんわからなくなっている。

あとはもう一つ、友だちが近所にいないことも関係しているのかも。気軽に今夜会おうよ、という機会が少ない。(いや、これはこの2年くらいそんな感じかな。むしろ最近は復活してきたほうかも。)

近しかった人ですら、共通項がどんどん失われている。でも、案外、寂しいことではないかもしれない。

・・・

先日、コインパーキングで隣の車の料金を払おうとしてしまったくらい(いただいた駐車場無料券はそこで使ってしまった)、ナチュラルに思考能力が低下していますが、この週末を乗り切れたら一旦落ち着くといいな。

ライブのチケットを買って、一度泊まってみたかったホテルを予約した。

最近はイタリアとも縁ができはじめ、少しずつものごとが動いていく兆しがある。今に集中したい、ということが答えなんだろうな。

いただいたサポートは、より良い文章をかけるように有料noteや本の購入にあてさせていただきたいと思います◎