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寝る前のメモ。


慌ただしさも束の間、11月が終わった。

365日をどこまでも平坦に感じてしまうのは、年末ギリギリまで試合をして、1月3日から練習がはじまるという環境が小さい頃から当たり前だったからなのかもしれない。お正月行事よりも日々の練習。

学生の頃はそれでも、ハロウィンやクリスマス、バレンタイン、誕生日などをそれなりに楽しんだと思うけれど、抑揚というか起伏というか、そういうものがいつの間にかほとんどなくなってしまったように思う。

それでも、年末にはおいしいお蕎麦が食べたくなるんだけどね。

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いま、自分が一番関心のあることはなんだと思った時にやっぱり「水」の循環なんだと思います。地層から霧一粒に至るまで。水の流れが文化の流れであることを思うと、その辺りをいま一度理解していきたくて。人間の身体も、地球もほとんどが水でできているしね。

その場所にしかないものがたりを掘り下げていくことが、すなわち水の流れを理解することにつながり、そうした状況から私たちのアイデンティティを言語化できれば、自ずと自らの目の前に広がる空間を美しく保ちたいと思えてくるんじゃないか。そんな仮説のもとで最近は動いてみています。

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もともとは年明けからワーキングホリデーに行こうとしていて、9月頃までは「3ヶ月だけでも!」と思っていたわけです。いざ12月になってみると、1月から本格始動する仕事もあり、1月も2月も3月もスポットの仕事があり、わざわざビザを申請する意味がわからなくなってきて。こんな調子で向こうに行って仕事を見つける暇もないし、もう観光ビザでええやん、と。

12月になって、エストニアには後ろ髪を引かれつつも、ワーキングホリデーにこだわらなくてもいいのかなと思ってきているわけです。円安も続いているし、今年は勢いでイタリア、アメリカ、オランダに行ってしまったわけだし、来年の夏にパリに行きたいならいまじゃないのかも。

そんなことを今日はふと思ったのでした。自ら機会をつくりたくて考えていたワーキングホリデーですが、思いのほか海外から人が訪ねてくれるようになり、知人から一月だったらイタリアに部屋もあるよと言われて、なおさら悩む。もともと考えていたビオホテルのリサーチに出るか。

あるいは、発売を控えるキットのPRを兼ねて、最近はなかなか行けていなかったアジア方面に向かうか。シンガポール、タイ、台湾あたりかなあ。いやいや、コーヒー豆の生産地を訪ねにインドへ行くか。

そんな調子で、自分でもちょっとどうしていいかわからないけど、明日はKyoto Journalの取材対応です。いきなり英語で電話がかかってくるとは思わなかったけど、こういうのにも慣れていかないと。

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