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寝る前のメモ。


記憶なんて、ほんの一瞬のものだから、よっぽど印象に残らない限りはすぐにどこかへ飛び立ってしまう。

「一語一句覚えておいてね」なんて言わないので、帰り際に、一緒に過ごしたときの空気感とともに思い出してもらえたら。わたしはきっと、勝手に思い出すだろうから。


二月が逃げるように去ってゆく。

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わたしがいま、やろうとしているツーリズムのあり方は「ツーリスト」を呼び込みたい訳ではない。一人あたりの滞在時間や消費額を上げていく、という枠組みをつくろうとしておきながら、なんてことを言うのだ!という感じではあるのだけれど、そこおいてはもう、わたしの役割は薄まりつつあると感じていて。(もちろん、結果的にそうなるだろうし、そうなるようにしてくところまでは仕事だと思っている)

私たちが楽しく暮らせるように、このまちと新たな接点をつくり、行き来を楽しむ人を増やしたいし、仲間になってくれるような関係性を築きたい。あんまり採算が取れるようなものではないだろうから、それでも一緒に楽しんでくれる人とやらないといけないのだろうな。本当にやるぞというときは、今みたいな感じじゃなくて、自分だけで進むのがいいと思う。


滞在のテーマとして、なにを添えるのがいいのだろうか。それは自分自身がどう生きたいか、というところにもつながるような気がしていて。もう少しアイデアを熟成させておきながら、動かせるところを動かしていかないとね。待っていても、はじまらない。

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