寝る前のメモ。

はじまったばかりだと思っていた9月が、1週間も過ぎている。浦島太郎になったような心地だけはしているので、リズムをどうにか戻したくて。ただ、同時に、振り返らずに突き進んでいきたい気持ちもあるんだよね。

ちょうど、中学を卒業したときとか、留学から帰ってきたときの感情に近いかな。一応元の場所には戻るんだけど、抜け殻はぶかぶかというか。たとえ地元であっても、仲のいい友だちとの間であっても、家族であったとしても、その場所にピタッと戻ることはない。ただ、時間をかけることでフィットしていくものもあるんだけどね。

ここのところしばらく、人に話せば話すほどチグハグしてくることが増えて、どれが本心かわからなくなりそうな日もあるけれど、多分きっとどれも本心で、どれも自分の一部なのだと思う。そういうあれこれと距離を置けたらいいのだけど、ひとまず今週いっぱいは手足を動かすことに集中したい。せめて日曜日は、部屋の掃除をしてゆっくり休もう。

もうすこしあたまに余白ができたら、ルールとまではいかなくとも更新の仕方を組みなおそう。

蓮沼執太さんたちのトークを聴いて、この場所における”土地固有の音”ってなんやろうかを考える。山肌を伝う風の音とか保津峡の音とか、地形が奏でる音をもっとゆっくり聴いてみたい。霧にも音があったりするよね。 pic.twitter.com/KBfSZYFeVF

— anna namikawa (@ancorooo88) September 7, 2021

事業においては、幅を狭めたり難しさが増したりするので、今はあんまり「土地固有」のものにこだわりすぎずにやろうと思っていた最近だけど、好奇心はずっとそちらに向いていて。地域を理解したければ地形を紐解くのが良いし、そうすることでもっと深みが増すというか。

「今いる場所に納得したい」という究極のエゴですが、地形や風景を含めた環境や社会が人に与える影響をデータにできれば、納得できるんじゃないだろうかと思っている。

まちで見かけるこういう類の看板がとても癒し。勢い余った１枚目と、制作過程を覗きたい２枚目。 pic.twitter.com/mQ190jLd22

— anna namikawa (@ancorooo88) September 7, 2021

一方で、こういう類のものも好きなので、100年先も手触り感のある未来があるといい。これらを「エラー」と言ったら怒られそうだけど、コンピューターからは生まれない「エラー」なので、いいよね。