寝る前のメモ。
同じ場所であっても、いつもと違う道を歩けばいつもと違うものに出会える。今日はまさにそんな日で、ひさしぶりに旅をしているような心地になった。そうして、何者でもない自分のことを、少しばかり受け入れることができたのかもしれない。
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私は、自分の手があまり好きではない。子どものようなサイズ感で、小学生の頃にたくさん突き指をしたので節も太い。おまけに、とても単純な手相をしている。「て」という字の成り立ちを、とても説明しやすい手。
そんなこともあって、スーッと指輪が似合う手にずっと憧れがある。年を重ねるごとに、“私は私だ” とどれだけ思えるようになっても、手だけはずっと納得がいかないままコンプレックスを持ち続けている。
そんな手のことを「どうやったら好きになれるのだろう」と思っていて、ひとつ答えが見つかった。
それはつまり、お気に入りの指輪を見つけること。ちゃんと、自分にフィットしたデザインのものをつけている指のことを想像してみると、案外悪くないかもしれない。これまで見つかっていなかっただけで、サイズも合わせられるのなら、次の買いものはそれがいいのかもしれないな。
次はUVカットメガネを・・・と思っていたけれど、こだわらずにさくっと買えるものに切り替えて、夏頃まで一通りがんばれたら、あのお店に指輪を買いに行こう。
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3月までのことを思うと、少しばかりおだやかに過ごしても誰も咎めないはずなのに、休むことに対して罪悪感を感じてしまう今日この頃。何もしていないと頑張れていない、ってついつい思ってしまうんだよね。
そこからマイナスの思考サイクルに入ると、自身の存在意義が見えなくなってくるので割と考えものですが・・(笑)、それを超えるための精神力だけは鍛えられていると思います。(就活中、「なんでこんなにストレス耐性が強いのですか?」と聞かれたことがあるのだけれど、バスケットボールの賜物です)
まあ、考えるよりも手足を動かしたほうが早いし、そうすればなんとなくの不安なんて消えて無くなっていくので、充電期間だと思えば目一杯この春を楽しむのがいいか。駆け抜け癖がつくことも悪いことじゃないけれど、だんだん大事なことを忘れてしまいそうになるし、そろそろ先輩方のお世話にばかりなっている場合でもないし。
そんなことを言いながら、美術館に行ったり、髪の毛切ったり、お気に入りのお店を巡ったりと、案外しっかりやるべきことはやっているのでした。いい歳になってきたので、ますます楽しむのがいいね。
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