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寝る前のメモ。


思いのほかバタバタと当日を迎えてしまいましたが、なんとか明日には出発ができそうです。生まれてはじめてのアメリカ。

忘れものがないかドキドキですが(そして早々に忘れていることに気がついたものもありますが)、はじめてのワークショップも予定しているので、楽しんでいけたらと思います。出国までになんとか仕事のほうも終わらせてしまいたい。

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土曜日は「水とみどりのまちづくりシンポジウム」でした。関係者としてパネルディスカッションに登壇させていただきましたが、要点をまとめて数分で話すことの難しさをひしひしと感じ、この辺りはこれから練習していかないといけないのだろうなと改めて思いました。

少しだけ振り返りも兼ねて書いていけたらと思うのですが、おおもとにあるところは、気候変動による不確実な要素が多い現代社会のなかで、どのようにレジリエンスの高いまちをつくっていくのか、その一つの側面として流域治水や、スケールの大きな空間デザインの観点から考えようというものです。

レジリエンスの高いまちづくりには地域コミュニティの力が欠かせず、かつ、川上(森)から川下(海)までをひとつなぎで考え(自然物だけではなく、世代間や人生という見方もあると思います)、私が携わる農村エリアへの移住や観光までも含まれるなかで、分野を横断するシームレスなコンセプトと政策研究、社会実装を目指している取り組みです。

個人的にはシンポジウムという形式はあまり得意ではないので、できればフェスとかマルシェとか、あるいは身体性を伴うプログラム・ワークショップ・ツアーなど、そういう広げ方についてを考えていくのが良さそうです。

昨年のデンマークやオランダ、2度に渡るイタリア、そして、亀岡を訪れてくれた国内外のみなさんと話してきたことを形にしていく一年になっていくのだろうな、と勝手ながらに思っています。言い方を変えれば、今そこに注力しないとこの先も形にならない危惧もある。

だから、アメリカでの滞在を楽しむことはもちろんなのだけど、その端々で整えていくほうの仕事も同時に進めたいなと思っています。まずは明日(というか今日)、ちゃんと起きるところから!

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今日は数年ぶりに友人が亀岡に遊びに来てくれ、忙しなくて申し訳なかったけれど無事に会うことができた。彼女は「home」というテーマで展示を続けているロシア人で、ウクライナやイスラエルにもルーツがある。彼女はいつも私を元気づけてくれ、展示を見にいく先に私にできることを見つけたいと思い続けている。

やさしさを次のインフラストラクチャーに。ありとあらゆる人と、ともに生きる地球にとってやさしい選択をしていきたい。

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