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寝る前のメモ。


ここのところずっと現実120%の日々だったので、ひさしぶりに小説が読みたい気分になっている。最後に読んだのは、原田マハさんの『翼をください』で、数ヶ月前のことになる。戦争により緊張状態が走る世界を飛び回った女性パイロットの物語。読んだあとに、ハンバートハンバートの『旅の終わり』を聴きたくなるような、そんな物語。

いま、手元にある未読の小説は、星新一さんの『進化した猿たち』。

それ以外の積読は、ドキュメンタリーテイストのものや、史実系、大学の教科書になりそうな本、美術手帖やTRANSITの最新号、エッセイなどで、どうしても現実と切り離して読むことがむずかしい。かといって、前述の星さんの小説を読めるほどあたまの中はスッキリしていない。

あ、もう一冊ほど数年読んでいない小説があったけれど、それもパンチが強そうなのでいまの気分とちょっと違う。

次は誰のどんな小説にしようかなと思いつつ、結局、自分自身を重ねやすい年齢の主人公が出てくる物語を読んでしまいそうなので、読めるものは限られてくる。おそらく、今週中に本屋さんへ行き、原田マハさんの小説が並ぶ本棚の前に行ってしまうのだろう。


不定期でくだらないことを考えたくなる日もあるし、現実から脳みそだけを切り離したくなる日もある。そんな時はなるべく電子機器類の一切の通知をオフにするようにしているし、映画を観たりなにかをつくったり、土を耕したり、別のことに没頭するのがいい。

近所のおばちゃんに「実がなる野菜は楽しいな」と言われていたけれど、どうやら最近は食べ頃を知った動物がやってきているようで。それはそれで、なのだけれどこの畑に美味しいものがあることが動物たちにばれたら、今後果樹をはじめたときに大変なことになるのだろうな。

果樹と薪窯とコーヒーでできるものを、いまの間に父と母にインストールして、いつかゲストハウスとカフェをひっそりできるようにしておきたい。その頃までに、近所の空き家を買い取ってリノベーションできるくらいのお金を貯めとかねば・・なんて呑気なことを考えている。

ひとまず、赤紫蘇が再びわさわさ生えてきたので今度はジュースにしよう。


明日からまた1週間がはじまる。わたしの猶予期間もぼちぼちなので、脳みそのモードを切り替えていかねば。

この期間、旅に行きたい気持ちは抑えるしかなかったし、海外はあと1年先に行けるかどうかもわからないけれど、そこに向けての準備だけは少しずつ。といっても、身ひとつ・パスポートひとつあれば大体OKなので、準備という準備はいらないな。たいていのことは地続き。

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