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寝る前のメモ。


結局やっぱり、こうやって地域の回覧板みたいなことをしている時間が楽しい。あちらこちらを巡りながら、みんなのアイデアをまわしていくような。時間はかかるけれど、コミュニケーションをゆっくり重ねていくことで、自分たちにとってより良いものがわかってくるというか。軸が見えてくるというか。

けれど、それだけじゃあごはんは食べられないし、思想家になりたいわけでもないし。最近は力不足からもどかしさを感じる機会が多く、ひとまずパズル系のゲームで落ち着けてみる。毎日はやらなくていいんだけれど、解くことやステージをクリアすることだけに集中したくなる日もあるよね。

思いついたまま書いてしまうと、「複雑な社会」を複雑なまま受け取っていい環境は、自分にとってわりと生きやすい場所だということがわかってきた。(もちろん、社会・組織・事業における課題はクリアにするべきだけど)

前もって写真や文字起こしのデータを揃えていても、1日で書けるインタビュー記事は1.5〜1.8くらいが限界なのだなと思う。たとえ、字数が4,000字前後だったとしても。

これが早いのか遅いのかわからないけれど(確実に遅い)、非効率だとわかっていながら、お話いただいたものがたりを一度すべて巻き戻すので、これは恒常的な仕事にしないほうがいいのだろうな。相手の時間が許す限りは、インタビューの場から言語以外の情報もキャッチしたいし、わたしが感じている魅力を伝えるのはテキストメディアではないのかもしれない。

根性で2本目の8割方を終わらせたので、明日は残りの2割と2本。インタビューはおもしろいのだけど、記事書くのは辛いし、でも、聞いたお話はおもしろいし伝えたいしで、この時間だけは毎度ながら本当に苦手です。加えて、ひとりでの作業になるので、毎度ながら本当に優先順位が落ちる。締め切りギリギリになって慌てる場合じゃないよね。

先日お寺のご住職から伺っていた「写経」についてのお話を思い出すと、私は記事を書きながら写経をしているのかもしれない・・・達成感を感じることが大切だとおっしゃっていたので、今はそういうことにしておこう。

今週末から来週にかけては、レポート系が新たに2,3本と雑誌への寄稿が1本。ということで、すべて書き終えたらきっとスッキリできるはずなので、下期のことと、来年の上期の動き方を考えていきたいと思うのでした。


選択と集中がすこぶる下手くそですが、他所様に迷惑をかけない程度に今年は動いていかないと来年がない。なかったらなかったで異国に渡り、その日暮らしをしてみるのもいいなと思ってしまうけど、私にはまだまだ手放せないものが多すぎる。

はてはて、豊岡演劇祭も行きたいし、宮崎県も行きたい。

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