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寝る前のメモ。


鼻水を垂らしている小学生男子より鈍感な自信はあるけれど、私は綺麗さっぱり棘が取られたバラよりも、アスファルトの隙間から出てくる力強い野花が好きなのだから仕方がない。

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海外を訪れるたびに、身体中の細胞が入れ替わってしまったのではないかと思うほど刺激と学びを得る。最近は、考えていることのヒントを探しに行くのがほとんどで、肌身を通してありとあらゆる感情が揺れ動き、自分の内側を信じる気持ちが強くなる。多分だけどそうやって、原動力を常に温め続けてきた。

だから、10日も滞在すれば次第に何か動き出したくなってうずうずしてしまうので、そのくらいで切り上げるのが今はちょうどいいのかもしれないな。

本音を言えば、戻ってきたときにプロジェクトも地続きになればなおよし、というところなので、これから2年はそのきっかけを探す旅を何度も繰り返すことになるのだと思う。いよいよ明日から5月。気持ちを新たに、なんとか生き長らえていかないとね。目指す先はどこまでも遠い。

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来月は生まれて初めてのアメリカ。現地ではワークショップの開催も予定していて、もう満員御礼になっていると聞いている。ここまで繋いでいただいたたくさんの縁に感謝しながら、今できる最大限の準備をやっていこうと思う。体系的に覚えることがいつの間にか苦手になってしまい、すべて現場から得ていくSTEP BY STEPのスタンスは変わらないのだけれど、身体を動かしながら感覚をつかんでいきたいと思います。

その前にも、初めてWEBサイト経由でご予約をいただいているワークショップがあるので、まずは小さく経験をつませていただくことにしよう。ドキドキすることに変わりはないけれど、とにかく楽しみ。準備してきたことが、ようやく芽を出しはじめている。

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じゃあ、その先の未来ってどうなるんだろう。ということだけは、いまはあんまり考えないようにしようと思う。31歳になる前に決断をしないといけないこともあるのだけれど、アメリカから帰ってくるまでは野放しにしておいてもいいかもな。

2019年より前に書いていたであろうノートを見つけて、そこに書きなぐられていた文字を追う。関わりをつくりたい方、国、やりたいこと、そして、大切にしたいことがたくさん書かれていて、そのなかのいくつかはこの4,5年のうちに着手していることに気づく。だからこそ、やりたいことがどんどんシンプルになってきたのかもしれない。

どこまで続くかわからない好奇心は、その目が捉えようとする限り、手足が動く限り、向かいたい方へ向かわせてあげようと思う。

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