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寝る前のメモ。


来週の日曜日に大切なゲストをお迎えするということで、なぜかわからないけれど無性に旅をしたくなった。もともとこの週末には一度伺いたいと思っていたイベントがあったので、今年の春くらいからスケジュール上の予定は空けていたものの、本当に出発できるかは当日になってみないと分からなくて(仕事もそれなりに詰まっていたので)。

当日になって、仕事の段取りを終えて、予定より1時間後にはなってしまったけれど出発することにした。車で片道3時間。宿を決める間もなく来てしまいましたと伝えると「学生みたいなことしてますね」と言われたけれど、可能性があるビジネスホテルやおすすめの宿を教えていただいて、無事に宿が見つかりそのまま滞在することに。

ひさしぶりに旅の高揚感?手触り感?を思い出せたのは、今年は思いっきり国内外あちらこちらへ行っているようで、どこかで仕事のチャンスを見つけようと肩肘を張っていたことに気づいたから。それらをちょっとでも自分以外の何かに委ねようとしていたのが、根本的に間違いだったな。

だから、物理的に国外へ行った事実はあったものの、求めている答えはそこにはなかったのだった。きっとどこかで分かっていたはずなのに、分からないふりをして半年が過ぎたけれど、この期間があってよかったと思えたのは今回の旅があったから。

どこまでいっても、こういう働き方を選んでしまった以上は、自分のなかで積み上げたロジックと経験で勝負するしかない。勝ち負けの勝負というよりは、毎日が自分自身との戦い。それができても、できなくても、いずれにせよ自分に返ってくる。

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冒頭の機会では、あっと驚かせるようなクリエイティブはわたしにはつくれないけれど、じんわりと温かくなる空間をつくることならできると思う。

そのために、あいだに「コミュニケーション」という無形であり無味無臭のものを挟み込む。基本はなくても成立するけれど、あったらちょっとばかり質があがるかもしれないという性質のもので、あくまで無形で無味無臭。気づいてもらえることの方が少ない。

けれど、それでみんながハッピーになるならいいじゃない。見えない関わりについてを少しだけ話して、あとはもう受け手がそれをそれを良しとするかどうかだから。好みとも呼べるだろうし、とにかく今できる最大限のことをやるだけなので。

ローカルなお祭りを見て士気が高まったので、この10月、11月はわたしの秋祭りだ(!)と言わんばかりに、残りの期間でできることをやっていきたいと思います。

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