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「声を大にしては言えないけれど」|働き始めて1ヶ月半が経ちました。


そういえば、昨年の今頃は就活してたんやなぁと思って。


確かなことは言えないから「ついてきちゃダメだよ」って4つも下の後輩に言ってた1年前。こんなフラフラした人間についてきたらロクでもないことになるよって何度も言ったんやけど、ついてきちゃったんよね(笑)

でもちょっと嬉しかったりもする。彼女の存在はいつも、背筋を正してくれる。

もし、いばらの道を進んでいる(らしい)自分のことを面白がってくれるそんな子がいるのなら、こんな話をしておきたいなって思って。

すでにインターンとか動いてる子にとっては「当たり前」なんだろうけどね。そういう子はほら、勝手にやっちゃうから(笑)



自分で選んだ道はやっぱり楽しい


でも、ここから先を読む方には1つお願いがあって。

読んだことも「自己責任」でお願いしますね(笑)



「働き方」を知れば知るほど選択肢が広がっていって、答えはやっぱり1つじゃないんだなぁって就活しながら思ったのね。


昨年1年間はそれを「迷える贅沢」って名付けてたんやけど。

中途半端に海外行ったから、外の世界を知っちゃったのかもしれないけど、行ってなくてもそうだった気がする。


「不器用」だったのかもしれません。

嘘がつけないんですよね、基本的に。ついたらバレちゃうので、初めからつかなかった。しかもほら、嘘ついちゃうと言い訳しちゃうでしょ?逆に言えばそういうところが「頑固」だったりするんだけど。


面接でもそう。人事の方なんて「人を見るプロ」だから簡単に見抜けちゃうよね。


***


とある旅行会社を受けた時、「3日3晩寝ないでも大丈夫ですか?」と聞かれたことがあったのね。

3人学生がいて、3番目の回答。

前の2人は「大丈夫です」「好きなことならできると思います」って答えていて。

空気読むべき?え、本当にできるの?いや〜、絶対無理でしょ、って(笑)


「すみません、できれば寝たいです」って答えると、

「ちなみに何時間くらい?」って聞かれたので

「最低でも6時間くらいは...」って言ってみると、

「割とがっつりやな(笑)」って。


あとから、普段そんなことはないけど繁忙期はそのくらいの覚悟がいるよ〜ってことをお伝えしたかったっておっしゃってて。


そのあとも「1年後、同期の中で営業成績1番を取っていると思いますか?」という質問に対して前の2人は、

「1番を取るつもりです!」「やるからには1番目指します!」


わかんないなあ、正直わかんない。争いごとニガテだし。(バスケしてたのにね)

でも努力はできるんよね...


「取っているかはわかりませんが、結果は後から付いてくるものだと思います」

なんて生意気に言ってみたり(笑)


それでも嘘ついてないので落ちたらその時はその時やし、後悔はないし。



びっくりなことに通ったんやけどね(笑)

見てくれている人は必ずいるんだなって。


***

社会人の先輩から、「興味ないところ」を見ておくと絞りやすくなったり、逆に新たな発見があったりするよ〜なんて言ってもらって。素直にそうしてた。逆もまた然り。


もう3年前かな。あの頃はフォトジャーナリストに興味があったのよね。

「言葉」がいらない「伝える」ツール。

でも、「撮りたい写真」と「売れる写真」は違うし、お給料をもらっている以上組織に所属するということはそういうことだから。っていう狭間のリアルを教えてもらって。ありがたかったよね。


紆余曲折については長くなるのでここでは書きませんが、やっぱり振り返ってみると就活も楽しかった。伝える練習にもなったしね。

いっぱい迷った分いっぱい考えたし、実際に見て・体験してきたのでクリアになったよね。

休学して時期を遅らせてよかったなって思う。


そんなこんなで、

自分で選んだ道はやっぱり楽しい


そこには常に「責任」がつきまとうし、だからこそ「弱音」を吐けなくなる時もあるけど。なんてったって自分で選んだし。

でも一番近くの友達が応援してくれるなら、世間体とかもあまり気にしなくていいと思う。

スーツ着てESたくさん書くのは日本と韓国くらいやし。

道理を外れなかったらいいんだと思う。


親とはこの1年、言い合いばっかりで疲れたこともあったけど、わかってほしいからあきらめなかったよね。ちょっと後回しにはしたけど。

どれだけ真剣かを伝えて、「今」だけの感情でないことを伝えて。

1年経てばほら、応援してくれてるからさ。(地味にfacebookいいねしたり、シェアしたりしてくれてるんよね。笑)


社会人として払うべきお金を払うことや、責任を果たす約束と努力をすること。そこがクリアできるんだったらいいんでないかな?って今は思う。こんな風に言えるのは、なんだかんだ親のおかげかなぁ。


父は普通のサラリーマンなので「ボーナスないんか?」ってびっくりしてたけど(笑)まあね、友達ですらびっくりしてるけど(笑)


何かを選ぶことは、何かを選ばないこと。

お金ももちろん大事だけどね。


自分にかかってきたお金が明確だから、将来子育てとか考えると稼がなきゃなんないわけですよ。割とね。


「経験」って何にも変えられない財産だしね。

そこには惜しむことなくお金使いたい。お金の使い方も大事やね。


最低限度を今の会社で担保してもらいながら、大事なのは常にここから先で。まずは自分自身を「ちゃんと」食べられるように。


そういう心構えがあるのなら決して「楽」ではないけれど、楽しいと思う。


***

あくまで1ヶ月半働いた感想なので、正直まだオススメはできません。

本当に「自己責任」です。

とか言っちゃうと、1年後が少し怖くなる。


でもそれを踏まえて飛び込んだら、面白いかもしれない。

全然あてになんないけど、あの子に言えるならこう伝えるのかな。



▼仕事内容はこんな感じです。

これといって「やりたいこと」があるわけではないです、って言うと語弊があるかもですが、なんていうんやろ、「それじゃなきゃダメ」って言い切れるものがない。

でも「やりたいこと」がある人って案外いない気もしていて。

どんな形であれ、働くのはいい経験。
お金も貯まるし、そこにしかない「学び」が必ずあるからさ。みんなのお仕事の話をもっと聞いてみたい。

そんなわたしは、「よく来たね」って言われる界隈で今は働いています。
生き延びます(笑)



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