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寝る前のメモ。


本を読むペースが落ちてから、ずいぶんと語彙力を失ったように思う。それでも本は好きで、あれやこれやと購入しては積ん読の一部になっていく。それを読む時間をとれていないということもまた、喪失感を覚える一因なのだろう。

頭の片隅にありながら、手をつけられていないことがいくつかあって、その上少々アンコントローラブルな疲れが重なって、この頃しばらく歯がゆい気持ちを抱えていた。「できていない」ということに対するフラストレーションは、「やる」ことでしか解決できないのだけどね。

そんなときにふと、漫画『ONE PIECE』のなかの、ジンベエのセリフを思い出した。(文脈は全然違うけれど)

失った物ばかり数えるな 無いものは無い
確認せい お前にまだ残っておるものは何じゃ
ONE PIECEより


このままゼネラリストになるつもりもなければ、今すぐなにかの道を突き抜けようとする強さも持ち合わせていないなかで、まちに足りていないこと、私に足りていないことばかりに目を向け、それを補おうとするのは無理がある。どちらに集中すべきかは明白である。

これがわたしのスキル的な限界、ということが顕著になってきた今だからこそ、できること・できないことと伸ばしたいことの棚卸しをしなければと思う。「できる」の判断はいつまでたってもジャッジが難しいので、仕事の依頼が来るものが「できている」ということでいいのかな。


進みたい方向へ向けていくつかのことを伸ばしていく先に、自分がやってきたことが重なる確信はあるのだけれど、スピード感は確実に落ちる。だからなるべく、人には言わず、自分がやりたいことだけは自分で完結させるのが良いと思っている。

もちろん、この人に伝えたらつながりそう!という勘が働いたときは伝えるようにしているのだけれど。別の言い方をすれば、相手の期待に答える自信がないのだと思う。矛盾しているようなのだけど、こればかりも自分で突破していくしかないんだよね。


ずっとモヤモヤした気持ちが続いていたのは、どこかで悔しい気持ちがあるんだろうな。でも、わたしが大切だと思っているプロセスをすっ飛ばしては、次に進めないから。


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