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寝る前のメモ。


お能も芸能もまったくと言っていいほどわからないのですが、世阿弥の「風姿花伝」を読んでみたくて、ウォーミングアップを兼ねて〈NHK「100 de 名著」ブックス〉の「世阿弥 風姿花伝」を読み進めています。

みなさんもきっとご存知の「初心忘るべからず」という言葉は、学校の先生に言われてあまりにもストンときていたものだから、世阿弥の言葉だったなんて考えたこともなかったです。

「初心忘るべからず」とは、そのような試練の時に、自分で工夫してそれを乗り越えよう、あるいはその時の戦略を忘れずにいよう、ということなのです。毎年新しく増える年齢というものはいろいろな面で壁になるけれど、それを越えていくための何かを発見しなさいということなのです。

ほかにも、年を重ねるごとの振る舞い方・演じ方について述べられているのですが、高校生の頃から30代後半の俳優さんが好きだった理由が分かった気がします。また、本に書かれているお話の内容は、自分自身の捉え方や役割など、芸能に関わる以外のありとあらゆる領域でも通ずるものだと思いました。

文学や芸能に疎いわたしが「風姿花伝」の存在を知った〈花〉の項目については、またどこかのタイミングで。

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お昼ごはんにお茶漬けを食べながら、録画していた「another sky」の高良健吾さんがアイスランドに訪れた回を。

30分番組なのでちょうど良く、在宅のときはだいたい観ています。ほとんど、安藤忠雄さんの回、森本千絵さんの回、三上博史さんの回、鈴木浩介さんの回、大杉漣さんの回、隈研吾さんの回、伊達公子さんの回のローテーションなんだけどね。(少しだけ住んでいたオックスフォードを思い出したくてDaiGoさんの回も録画しているんだけど、あの頃の学びに対して純粋そうな感じは一体何処へ・・・謝罪もされたみたいなので「初心」ですね。)

友人がアルティメットの試合で訪れたことに加えて、another skyで見かけたことで、アイスランドを卒業旅行の行き先にしようと決めたんですよね。画面越しのとても美しい風景に癒されながら、今後は夏にキャンピングカーで訪れたいと思いました。自然とデザインのことも、自然と人々の暮らしのことも、もっと知っていけたら。あまりにも美しい風景に見惚れていたら、お湯を注いだばかりのお茶漬けを自分の腕に注いでしまいました(笑)

夜は「風の谷のナウシカ」を観ていました。もしかしたら、はじめから終わりまでちゃんと物語を見届けたのは今回がはじめてだったかもしれない。ジブリ映画には、宮崎駿さんの思想が表現されていますが、自然との距離感や女性の描き方も含め、観たあとにおだやかで平和な気持ちになる。


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