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寝る前のメモ。


「趣味は?」と聞かれた瞬間に、どうしても仕事と切り離した何かを探そうとしてしまうから、結局何も思いつくことがなくて。意味を拡張して良いのであれば、生活も仕事もぜんぶが趣味のようなもので、切り分けることがそもそも難しいのかな。

アートもスポーツも好きだけど、見るよりもやる方が楽しいから、そうなると趣味としておいておけるものが少ないし、反対に趣味と呼ぶなんて烏滸がましくも感じられてしまう。

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仕事柄、「地元を出たいと思ったことはないんですか?」「いつ頃こっちに戻って来られたのですか?」と聞かれることが多いのだけど、本当にたまたまこの場所で生まれ育って、たまたま興味が仕事になったような感じで、答えられることが本当に少ない。大きな企業で働くなど、比較できる経験も特にしていないので、端的にまとめてしまえば「本を読んで現場に出た」「地元の方がつながりと余白があった」という2点でしかないのだろうな。

あとは、本当にいいタイミングだった。この場所にいても何かしらの刺激がある状態で、もう少し手前の世代に生まれていたらこうはならなかったと思っている。

側からみればずいぶんスローペースではあるのだけれど、今の領域でもう少し稼いでいきたい気持ちがあるので(将来的にはなくなればいいポジションだけど、現在をベースに雇用機会が増やせる事業をつくりたい)、あと数年は淡々とそこに着手する。

今はやっぱりローカル to ローカルにおける「共創」がいちばん楽しくて、そういうところに自分自身も価値を見出しているのだと思う。

お互いの視点をフラットに交換していくこと。そこに、変な力の入ったよその者の目やネガティブな地元の目が入る必要はなく、その土地をピュアに大切にする人の眼差しを素直に受け取るだけでいい。困っていれば一緒に考えるし、話していくうちにコラボレーションの仕方も見つかるし。

そういう時間をもっともっと大切にしていきたいから、一度自分のなかで小さな点を打つ。

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来月は、このまま何もなければひさしぶりの渡航。不安やリスクがないわけではないけれど、楽しみのほうがずっと大きい。3年ぶりの海外であることはもちろんのこと、現地でしか得られない身体的な情報にずっと飢えていて(いい言い方が見つからない)。あたまでどれだけ理解しても、一度身体に情報を流さないと実装はできないというか。

今週もなんだかずっとバタバタで、でも少しはいろいろ前に進められたかな。

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