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寝る前のメモ。


GWは静かに集中できる貴重な期間なので、キーボードに向かう指先だけに集中し、進めようと思っていたことの2/3を無事に終えることができた。積極的に予定を入れようとせず、帰省する友人や知人と会ったり、この期間だからゆっくりできる人たちとオンラインをしたり、声をかけてもらったら近隣限定で仕事に出かけたりと、そんな感じの1週間。

そろそろ着手したいと思っていた7月末のパリ行きについてもやっと調べることができ、航空券を見ているとずいぶん予約が取りやすい価格帯になってきて嬉しくなった。円安が続くことを思うと現地での滞在費は恐ろしいけれど、これはもう行くしかないなと「いつでも家においで」と言ってくれていた友人にすかさずメッセージを送る。ここまで段取りを進めたら、あとは何がなんでも行く覚悟(笑)。

この一年は新しいことを次々に仕掛けようとしていて、調整事項も多いし海外視察は諦めなければならないかもと思っていたけれど、むしろそのスケジュールを先に決めてさえ仕舞えば、あとは仕事を効率よく終えるだけだとも思えてきた。加えて、9月末にイタリアで開催される「テッラ マードレ」にもチャンスがあれば行きたいと手を挙げることにした。本当に勢いで申し込みを書いてしまったから、あちらこちら文章は破綻していたかもしれないけれど、昨年知人にこの祭典のことを教えてもらい、いま一番考えたいことが世界中から集まる機会でもあるので、気がついた頃には申し込みフォームの送信ボタンを押してしまった。

わたしの仕事は、地元であろうと海外であろうと現場に行ってなんぼなのである。(と、言い聞かせる)

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これから生まれて初めて資金集めをすることにもなるだろうし、正直なところ不安がないわけではない。「これまで貯めてきた信頼貯金を使う日が来たね」と友人に言われたものだから、さらに緊張感が高まる。

けれど、どれだけ首を長くして待っていても、つくりたい未来が向こうから手を振って歩いてきてくれるわけではない。そのことを改めて認識させられるような近隣の宅地開発の計画を聞き、今日一日は心が穏やかではなかったけれど、あと10年の猶予があるのだとしたら、そのあいだになんとしてでも価値観の転換点をつくりたいと思った。それも、楽しくて、みんなが選びたくなるものとして。

わたし自身、根が真面目なのは自分がよくわかっているから、考えをそのまま伝えても伝わりづらい。そのせいで悔しい思いをしたことは何度かあるけれど、曲げられないものは曲げたくない。だからそこに、愉快さをまとってみることにした。

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