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寝る前のメモ。


もしかしたら、こういう暮らしもあってだな。ということを、パラレルに考えてみる日もある。日本にいる限りは、仕事の関係もあって(それだけではなくて、お気に入りの風景や大切にしたい人たちがいる)今のところ地元を拠点にするのが一番都合がいいのですが、一年とか二年とか期間限定で住めるとしたら、やっぱり外の国に住んでみたいのだと思う。

年末までにいろいろと落ち着いたら、年明けから3ヶ月だけワーキングホリデーを利用しようと企てている。そして、会社をもう一歩次のステージに進めることができたら、大学院に行ってみたい気持ちがあるので、まずは予行練習として。その頃にはもう少し円安も落ち着いているといいのだけれど。

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先日、一緒に見ていた田んぼの向こうに新しく工場が建つと知った近所の小学生が「いややな・・」と呟いていて、この風景が変わらないようにウォールアートをしたらどうかと提案してくれた。

その時は「その絵をいつか君が描けるように、しっかり風景を覚えておいてね」としか言えなかったけど、やっぱり私はこのことをどうにかしたいと思っている。

私にとっての正解がみんなにとっての正解とはならない前提で、少なくとも将来世代を考えている人たちや、住まう場所をおもしろくしていきたい人たちにとっては、矛盾を感じる風景が目の前に起ころうとしている。

そして、すでに起こっている例もある。それが不正解だと言いたいわけではなくて、より良いアイデアが世界中に転がっていて、建物が建ってしまった今でもできることがあるということをやっぱり伝える機会がほしい。

なぜ、こんなにも地元にこだわるのかわからなくなる時があるのだけれど、やっぱりこの場所が将来においても大切にされる街になってほしいという願いなのだと思う。せめて、ここで育つ人たちだけはオープンマインドで、ありとあらゆる他者の存在を認めることができ、巡り巡って自分自身のことも大切にできる、そういう循環をつくっていけると良い。

道のりが長いことはいつだってわかっているんだけど、やっぱり想像したことは現実にしていけると思うから。景観にこだわりたい気持ちも、きっとここにある。いつまでも「ヨーロッパは街並みがきれいだから」と言っている場合ではなく、日本固有の美しい景観を楽しみに来ている人たちがたくさんいて、そういう状態を見て次世代の感性が磨かれると思うんだよね。どこまでも呼応させていける。

振り返れば、ほとんどバカンスのような5月だったので、生きていくために気合を入れ直したいと思います。30歳になって一度立ち止まってみたくなったけど、これで十分エナジーチャージができたかな。間違っていなかったと思えるイタリア、アメリカ滞在だったし、今度は私がホストする番。

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