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寝る前のメモ。


ご近所に実りの季節がやってきました。新緑の頃とはまた違った力強さがあって(うまく言い表せないのですが肩の力が抜けている感じ)、包まれている感覚がすごくある。その風景を小さい頃からたぶんずっと気に入っていて、心地いいのだと思う。

きょうは、この数年間ずっとやりたかったイベント企画。これまで移住希望者向けのツアーは何度も開催をしてきたのですが、伝えたいエッセンスは変えずにその軸足を観光に移す試み。まだ1回目なのでなんとも言えないのだけれど、8月のイベントも含めてつくりたかった流れを一度すべて詰め込んでみました。

訪れるみなさんも案内先のみなさんも、双方が心地のいいポイントを見つけられるように。まだまだ改善の余地はありますが、参加いただいたみなさん、関わっていただいたみなさんのおかげで良いものになったのではないかと思います。みなさんにとってもそうだといいな。

個人的な振り返りとしては、主催側であるはずの方が次第に一個人としてその場にいて(笑)、運営は大変だったものの「全員がその場の参加者になる」ということのおもしろさを改めて感じていました。自分が上手にハンドリングできるなら、変に気を遣ったり・遣われたりするよりはよっぽどそっちの方がおもしろい。

関心が近しい方が集まっていることはわかっているのだけれど、それ以上にいろんな偶然が重なっていて、とても楽しい一日になりました。

仕事(という感覚もあまりないのだけれど)終わりに、こうしてあんこが食べられる喜びも感じながら、明日に備えてきょうはホクホク眠ることにします。

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前の日は、お声がけをいただいた大学講義の事前オンライン。前もって質問項目はいただいて、何が話せそうかを考えていたのですが、どこから話しはじめるかは自分自身もわかっていなくて、流れのままに話してみたらとんでもなく散らかってしまって申し訳なくなった。

けれど、そのなかでいい質問があって、いまもずっとそのことを考えている。

「一つの業態に専念せず、幅広く手掛けている理由はありますか?」

ある程度考えているつもりでも、割と結果的にそうなっている気がするから(興味関心のままに動いている)すんなり回答が見つからなかったのだけど、あえて書き出すなら、

①より多くの視点・興味からまちへの参画を促せる
②もしかしたら付随する別の課題も解決できるかもしれない(より良い答え・解決策が見つかるかも)

という2点になるのかなと。きょうのイベントを経てこの2つが根底にあることを改めて確認できた気もしていて。パブリック空間における透明性と創造性が、自分自身のキーワードのような気がする。

明日も明後日もフルスロットルな感じですが、どちらかといえば楽しみの方が大きくて、いまはあまり考えずに進むことだけを選ぼう。

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