寝る前のメモ。
朝は寒かったものの、午後になるとそこそこ気温が上がり、熱気で温められた車に乗ったわたしの頭の中は「アイスコーヒー」でいっぱいだった。
ここのところ数日少々忙しなかったことに加えて、お昼ごはんをたっぷりいただいたからか(もちろんおいしかった)、思考・判断能力が著しく落ちていて、そのままの口で「アイスコーヒー」を頼んだ。
屋外で飲んでいるとだんだん風は強くなり、雨が近づくにつれて気温も冷え、ちょっと失敗だったかなと思いつつ(笑)、打ち合わせまでの時間を過ごした。
暖かい日差しのなかで感じていることをSNSに投稿した途端、急に寒くなったのでこれもちょっと失敗。天気も季節も思い通りにならないからいいよね。
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自分のなかでは、年度末から続いていたものごとについて気持ち的に今日が軽めの一区切りと思っていたので、家に戻った瞬間、気がゆるんだからかドッと疲れが回ってきた。
一度ベッドに倒れ込むと、背中に根っこが生えたように動けなくなり、今日はもうダメだとそのまま身を委ねる。少し眠っただけで随分身体が軽くなった。けれど、何もする気が起きず、メールだけ返して映画を観ることに。
洋画にしようかと迷ったけれど、身近な場所を捉え直したくなって、前から観ようと思っていた「マザーウォーター 」。京都を題材にした映画で、ありそうでなさそうでありそうな(でもやっぱりなさそうな)日常を、4作品をつくってきた制作チーム・キャストたちが優しく描いていました。雰囲気的にこれはあのあたりかな?と思える場所もあっておもしろい。
後からロケ地を調べてみたら、割とあちらこちらで撮影をしていることがわかりました。
映画をつくる前は、映画に興味をもつこともなかったけれど、26歳の頃にようやく、そのおもしろみがちょっとはわかったかな。高校生の頃、友だちに誘われて何度か観ていたけれど、漫画原作を実写化したものが多く、また、TVの延長のようであまり好きになれなかったのが本音のところ。
ただ単純に知っている「映画」の世界が狭かっただけでもあるのだけどね。でも、映画祭ではじめてたくさんの監督と出会うなかで、意図や思考を映像とものがたりで伝えていることがわかり、受け取り方・捉え方が違うようになってきたあたりからはおもしろく感じられるようになったかな。
まだまだいろいろ観てみなくちゃわからないけれど、日常とか普遍的なものの価値を描いている作品、あるいは何か難しさを抱えながらもそれを受け止めながら進んでいく作品あたりはもっと観てみたい。
そろそろ次年度に向けて、新しいチャレンジについても考える余白ができてきた気がするな。仕事と並行させながら、自分自身のほうの取り組みも。
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