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寝る前のメモ。


なかなか「暮らす」視点になりづらい東京だけど、今回は、暮らしている人のお話をいつもよりもゆっくり聞いたことで、ちょっとあたらしい街に暮らしてみたくなったかな。

学生の頃に5ヶ月あまり滞在していたイギリスのように、できれば別の国がいい。


それでも、もうすこし地元でかたちづくりたいものがあるので、あとしばらくはここにいる予定なのだけど、そのあとはどこに行くのがいいだろうか。

旅人のようにあちらこちらにいくのもひとつだけれど、1,2年のスパンで暮らしてみたくて。ワーキングホリデーなのか、インターンシップなのか、そのあたりはまだまだ未定だけれど、働いてみるのもいいかもしれないな。


決して地元を出たいとか、地元がきらいになったとかではなくて、次に考えていることのために。


「それでも、日常を愛せるか」

これは、今回の東京滞在で考えていたこと。

年末警戒にまわる地域の方々と子どもたちや、馴染みの顔ぶれで餅つきをする人々を見てから銀座のあたりに行ったので、じぶんのなかでもいろんな感情がうずまいていて。ひとつだけ言えることは、どれが正解かはわたしが決めることではない。


気を抜くと退屈だと感じてしまうような、そんな日々のなんでもない時間のことを、ずっとずっと考えていて。

歩き疲れて仕事どころではなかったので、帰りの新幹線は「プール」という映画を観ていだのだけれど、だから余計にそんな気持ちになったのだと思います。


いま、5秒間深呼吸をしながら、どれだけの音を聴きとることができるのだろう。


その音を、どれだけ愛せるのだろう。

矛盾するようだけど、わたしは音のない時間が好きだ、ということを再確認する滞在でした。

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