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寝る前のメモ。


日曜日の夕方の、いつもより静かなこの時間だけは何にも変え難い。どこまでも独りであることを実感しながらも、孤独とはちょっと違った感情が湧いてくる。こればかりはまだうまく言葉にできない。けれど、確かにずっとこの風景に惹かれている理由なんだと思う。

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仕事という仕事をしていた記憶はないのですが、なんだかんだであっという間だった6月。

車でどこかへ向かっている途中、ふとラジオから「年齢的に決して若くはないのですが、今日で転職をしてから一ヶ月が経ちました👏 これが天職だったんだと思えるくらい、毎日の仕事が楽しいです」というリスナーメッセージが流れてきて。急に「私の天職ってなんだ?」と思ったわけです。

他者から自分を見たらしっくりくる業界・業種があるのかもしれませんが、自分の得意不得意に限らず、とりあえず就活がだめだったんだから、思いついたことを片っ端からやってみるしかない!ではじめたことばかりで、自分にぴったりの仕事が何かを考えている暇もなかったし、むしろ選んだ道を天職にしていくしか方法が残されていない、と肩肘を張っているところは多分あるよね。

けれど、もし、もしもですよ。今、まっさらな状態で転職活動をしたときに、「これが天職だ!」と思える仕事が思ってもいなかったところで見つかるとしたら、私はその機会を失っているんじゃないか。もしかしたら、もしかしたら・・・なんて考えてしまう日もあるじゃないですか。

特に、4月に離職をしたばかりだったから敏感だったんだと思うけど、誰かに報告したくなるぐらいの「天職」とはまだ出会えていないんじゃないかって。これだけやっておきたいことをやりながら、楽しんでおきながら、そんな贅沢な話はあるかい(!)ともう一人の自分で突っ込んでいますが、だってだって人間だもの。

そう思って試しにアルバイトの求人情報を見てみたら、結局、金銭面よりも「そこで得たい経験は何か」「今やっていることと並行でも問題がなさそうか」みたいな観点からは離れることはできなくて、これ以上スクロールするのがアホらしくなったので、そっとタブを閉じました。

もとを正せば、「これが天職です」とはっきり言えた彼女が単純に羨ましかったのだと思う。自分がやっている仕事は好きだし楽しいし、自信がないわけではないのですが、多少なりとも迷いがあったときだったから。

選んだ道を正解にしていくしかないし、興味本位でバイトを探しているぐらいならさっさと試験勉強をしないとね。確実に以前より時間はできたものの、結局暇にならない理由はこういうところだけど、仕方がないじゃない。

ということで、残り半年も楽しく駆け抜けていけたらと思います。


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