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寝る前のメモ。


今朝は乗鞍にいたのかと、しばらく余韻の中にひたひたしている。目の前の風景に納得感が生まれてくる自然と人の営み。30年近く生きてきて、私はまだ日本の1%も知らないのではないか、と思えたことがよかった。知らない、できないことが探究心の大切な原動力となる。真理とは一体、どこにあるのだろうか。

今回は仕事で訪れたわけですが(早く仕事の口実がなくても移動できるといいのにな)、圧倒的な自然の美しさにずいぶん穢れが落ちた心地がして、心身ともに(?)健やかさを取り戻した気がします。他方、同時進行中の仕事を抱えながら2日間出張するのはなかなか大変なのだとも。人と顔を合わせない朝夜はずっと仕事しながら、移動中にできることは進めながら。

JR京都駅に着いた瞬間、ふと、このまま特急はるかに乗ってしまいたくなった。心がそれを求めてしまっている今、自分のなかでもずっと矛盾を抱えた状態でいて(矛盾というか、どうすれば両立するかがわからない)、考えるよりもやってしまう方が早いだろうなと思っている。

最小限のオペレーションが組めるよう、ここからはトライ&エラーやな。


川端さんの言う「命の輝き」にたっぷり触れて、心がずっと温かい。

今回、掲げられている「より良く食べる」というテーマは、ずっと考えてきたことの延長にあり、とてもありがたい機会をいただいている。だからツーリズムをやるのだと、改めて身が引き締まるというか。

旅は、土地側の伝え方・導線の確保も大切だけど、私はやっぱり訪れる側の解像度(まなざし)がとても重要だと思っていて、その辺りをフラットにしていくために何が必要かを考えたい。内側に焦点を当てたプロダクトをつくっているのも、そういう考えのもとではあるよね。消費者が消費者であり続ける以上、簡単に埋まるものではないけれど、どちらにとっても心地の良いポイントはきっと見つかるはず。

3月まで続くリサーチは(ここからがとてもとても大変だけど)楽しみ。

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