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寝る前のメモ。


めちゃめちゃ固い言い方をすると、地域につづく歴史や文化を大切に思い(この場合の「地域」は都市部・田舎・世界など場所の規模を問わないローカル)、そこに宿る本質的なスピリットを見出そうとし、いまを生きる自分たちの視点で新たな価値を発見・解釈・伝承をしようという「意志」が美しいと感じている。清らかさを感じるのは、そういう空気があるところ。

だからわたしは、そういう人たちに惹かれるし、そういう人たちの元を訪ねたいと思う。そして、できることならそういう人たちの元をほかの誰かにも訪ねてほしい。まだまだ抽象度も高く、it的な表現が多いけれど、シンプルにまとめるとそういうことかもしれないな。だから、そこには人種も性別も年齢も関係なく、そういう「意志」のようなもののつながりを感じているのだと思う。

いつも、わかりやすい線引きができずに相手を困らせてしまうけれど、言語化・可視化できないなかった価値観やラインがあるとすれば、そういうところにあるのだと思う。いつか何かをご一緒できたらいいなと思う人たちには、世代に関係なくそういう「意志」を感じているというか。でも、これを自分以外の誰かに伝えるのは難しい。「あなたには意志がありますよね」、という発言はナンセンスでトンチンカンな気もするので。

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アフガニスタンでの出来事を見て、駅のホームで涙がこぼれそうになった。確かに、ここのところ周りの仕事に追われてずっとフォローできていたニュースではなかったけれど、いまこの瞬間に命が脅かされている人たちがいるということをあたまの片隅に置いておきたい。すでに女性の教育機会が奪われはじめているという文言を見て、心が痛む。(同時に、日本各地で被害にあわれた方のことも、ハイチの地震も・・・)

わたし一人の力でどうにかなることでも、わたし自身が罪悪感を感じる問題でもないかもしれないけれど、自分が関わる仕事の延長に、彼女たちの未来へとアクセスできる方法があるのなら。知識も財力も実行力も足りないいまは、考えること・平穏を願うことしかできないので。人間って無力なんだけど、だからと言ってそこで考えを止めてはいけないというか。

入管での悲しい出来事を思うと、日本に来てくださいとは到底言い難い。日本で保護できる環境があるのなら・・・と思うけれど、英語圏の方が幾分か生きやすいはずなので。

世界が抱える大きな問題に対して今できることは、現状を知ろうとし、重なり合うポイントを見つけようとすること。その過程のなかで、身近な一歩や次のアクションがきっと見つかると思うから。同時に、幹の太い事業をつくっていかねばと思うのでした。


描きたい風景は「関係性の間借り」。そういうマップとマガジンと、巡れる導線をつくる。「意志」をもつありとあらゆる人が、安心して世界へダイブできるように。先は長いけれど、これだけは理想で終わらせちゃダメやな。

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