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寝る前のメモ。


日付は超えてしまいましたが、5月16日は、松尾芭蕉が奥の細道に旅立った日を記念して「旅の日」に制定されているそうです。

 昔の人のようにかわいい子に旅をさせて何かを学ばせるということもない。行けば何かためにあることはあるかもしれないが、そのために旅をする人は少ないだろう。だいたいそんな目的のために出掛けるのは旅とはいわない。用事で出掛けただけだ。
 旅には不確定な要素があって、少しばかり怪しげなところが必要だ。
 様々なところへ出掛けた。数え切れない程多くの村や町へ行った。たくさんの人に出会った。旅のノートも棚を埋める程になった。しかし、人はなぜ旅をするのか分からなかった。
塩野米松著『人はなぜ旅をするのだろうか』まえがきより

なにも目的をもたずに、しばらく旅に出たい。

頼んでいた白地図が届いたので、勉強しがてら次の旅先を探してみようと思います。いくつかの目的のある国と、そこを通過する際に立ち寄れそうな国と。来年の状況がよめないのは仕方がないけれど、あと3年のうちには。

過ぎゆく時間を感じることや、たのしい手間のかけ方を知ること。そのあたりを念頭に入れて、もう少し要素を噛み砕いていきたいと思います。

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