見出し画像

寝る前のメモ。


誰かにまちを伝えるときに、人から人へ伝播する熱量が最上とするならば、その次にパッケージ化された体験ツアーが存在し、その次に記事や映像やWEBやマップなどがあてはまると思う。

本当は、足を運んでくれる人たちの興味関心にあわせて一番たのしいルートを提案したいけれど、わたしは物理的にすべての人のガイドをすることはできないから、なるべくそれに近い状態でまちを巡ってもらえるように、記事やマップに情報を載せている。載せているというか、託しているというか。

根底にあるものは変わらないからこそ、つくったものの使われ方までデザインできればと思ってしまうことがちらほらあって、それは誰からも頼まれていない・業務外だといえばそうなのだけれど、だからと言って趣味ベースでやろうとすると不定期になってしまう。


ふと、記事を書くことについて思ったのは「知ることの副産物として記事がある」ということ。自分自身が知りたい分野で、その人の話を聞くのが楽しくて、でもそれだけでは仕事にならないから、記事というツールにそれを写しとる。

自分自身がパシッとくる取材はやっぱり土地にひもづくもので、人々の息づかいが感じられ、そこに「今」という意思があるもの。そんなの誰にとってもおもしろいよ、と言われてしまえばそうなのだけれど、そんなチャレンジを世界に伝えていけたら。いま書かせていただいている記事、公開がとても楽しみです。

いただいたサポートは、より良い文章をかけるように有料noteや本の購入にあてさせていただきたいと思います◎