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寝る前のメモ。


気がつけば1週間が経っている毎日で、カレンダーを確認するごとにびっくりしてしまう。限られた時間のなかで確実に終わらせなければいけないこともあり、2月が逃げないことを祈るばかり。(先週をスキップしていたことに今更ながら気づいている)

そんなことを思いながらも、視察という名目でずっと足を運びたかった場所にいて。物理的に離れることで仕事が捗るのではないかと期待したけれど、一向にそんな気配もなく、滞在をただただ楽しんでいる。ひさしぶりに一人の夜なのだ。(道中5時間は一睡もすることなく仕事をしていたのだけれど)

帰路につくまで、SNSを開くのはやめておきたくなっている。

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気持ちよくファンになれる瞬間とは、緻密に設計されていることと誰かの想いがきちんと乗っかっていることに尽きるのではないかと思う。いま、私ができることは後者だけなのだけれど、前者を表現できる場所やサービスができたときに「心・技・体」のようにパチっとくる瞬間があると思っていて。今はただただ、その瞬間に出会うための用意をしている。

「お客さま」と呼ばれる側に心地よく選んでもらうことや、興味関心を引っ張り出すことで主体性が生まれたとき、そこにある関係性がフラットになると思っていて。その目線がぱちっと合う瞬間がやっぱり楽しいのだと思う。パワーバランスが平行になるというか、ギアがニュートラルに入るというか。「どちらか」ではなく、「どちらも」になるというか。そのためには「幅」を提示することが大切だということを学んでいる。

今回の滞在を通して、改めて次のステップはサービス設計と場を開くことだと改めて強く感じていて。

その前に行けることならエストニア。30歳になった今、これだけあたまの中にあるということは、やっぱり行かないとこの先も後悔する。オランダもいいなと思ったけれど、それはどちらかといえば大学院などで学びに行くのがいい気がしていて。オランダは友人がいたり、昨年訪れたことで少し縁ができたりしたのだと思うと、安全性が確保されるのであれば、やっぱりエストニアに行くのがいいのではないか。

手触りとテクノロジー、それらを纏う未来のこと。そういうヒントを探したい。

先日、ひさしぶりに「やっぱりストップモーションアニメのスタジオをつくりたい」と思う瞬間があって。なぜかわからないけれど、土地性を活かした雇用がつくれるとしたら、現在進行形で心血を注いでいるツーリズムデザインと、フィルムスタジオなんじゃないかと思っていて。

チームでやって相乗効果が生まれることと、今は自分だけがやりたいこと。まずは前者に注力すべしと思ってここからの半年を過ごしながらも、おそらく後者のきっかけをつくっていく今年になるのだと思う。

まだまだどう転がるかわからない人生ですが、ぐでたまを見ながら適度に力を抜いていきたいと思います。

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