寝る前のメモ。
雨の音をずっと聴いていたい朝だった。ここに雨以外の音はない。
(その静けさを破ったのは仕事の電話だっだけれど。笑)
ここのところ、すこしばかり忙しない日々を過ごしていたからか、それらを全て洗い流してくれるような雨だった。嫌なものが流れていくような感覚。
大げさかもしれないけれど、憑きものがとれるような軽さがあって。
わたしに憑いていたものは、一体なんだったのかはわからない。
いつものように仕事を片付けて、原稿は(心のなかで決めた)締め切りに追われながら書き上げて、でも、来る日も来る日もスッキリしない。
上手に使うことのできない小手先を、それでも駆使しているような、罪悪感を感じる日々。なにへの罪悪感なのかもわからないけれど、ずっとずっとそんな気持ちだった。
じぶんでも、どこまでがプライベートで、どこからが仕事なのか、今まで以上にわからなくなってるのだと思う。昼夜問わずやってくるメールもメッセージを返していくうちに、1日が終わる。最近起こっている出来事は、どれも仕事に関することだと思えばそうだけど、どれも呼吸をするように動いているような気さえする。実際、次に向けて準備をもう一段階進めているところではあるからね。
お金のことを全く考えていない訳ではないけれど、ほしいと思ったものは躊躇なく手にとっている。もともと物欲よりも旅欲がつよいので、半年に一回どこかへ行けたら今はそれでいい。
梅岩先生のことばじゃないけれど、「足るを知る」ということ。早々に達観したようなことを言っていても説得力はないので、それなりに稼いでいろんなことにお金を使ってから、同じことを言えるようになりたいかな。
だって、駅前の土地と家がほしいもんね(笑)。
この地で生まれた梅岩先生が大切にしていた「先も立ち、我も立つ」のスタンスは、なるべく忘れずにいたい。大切にしたいことを、どこまで大切にできるのか。発展、というよりも循環。
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