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寝る前のメモ。


「夢ってなんですか?」と聞かれて、すぐに答えが見つからなかった。かつて夢だと考えていたものは大体「目的」に変わり、日々はそれを達成するための手段になっている。

目的だらけの人生はしんどい気がするけれど、目の前にある課題と向き合うことは私にとっては割と日常で、あとはもう淡々と毎日を耕すだけなので。そんな風に言いきってしまうと「君には夢も希望もないのか」と呆れられるかもしれないけれど、どちらかと言えば毎日夢と希望を感じながら生きてる。ポジティブというか、楽観的というか。あるいは、クリエイトするたのしさがそうさせるのか。

歴史上のようになんらかの要因で実現がきわめて困難という状況下にあった「夢」がもつロマンと(発明に近いもの)、現代の「夢」の種類は異なる気がしている(目標と捉えたほうが意味合いが近いのかな)。暮らしている場所や置かれた環境でもその捉え方は変わってくるだろうし、制度やテクノロジーによってある程度夢に対する実現性も高まっていることもあるのかな。



他方、夢をもたないといけない社会は窮屈かどうか、という問いかけを見かけることがある。私の見解は「No」で、その「夢」種類をいかに多様にしていくかではないかと思っていて。就きたい職業としての「夢」だけじゃない、もっといろいろな解釈があっていいものとして。

夢というワードが出てきたときに、なんとも言えないこそばゆい感覚があるのは事実で、何かすごい壮大なものごとを話さないと・・・と思ってしまうこと自体が窮屈なのかもしれない。私にとってのそれは、「バケツいっぱいのプリンが食べたい」ということで充分いいんじゃないかなと思っている。

あとは、宇宙に行くことと、アイスランドかフィンランドの湖畔でおにぎり屋さんをすることかな。クレイアニメはどちらかと言えば夢より手段に近い。



今度母校で話すときは、そういう視点で伝えてみよう。あんまり亀岡のことを話すぎるとそれこそ老害の第一歩だと思っているので。地元を伝えたい気持ちは確かにあるけれど、それは私の話に興味を持ってくれた人に話せばいいかな。

うーん、うまく言えないけれど、先日購入した服はデザイナーさんのロマンも含めて買っている節があるし(もちろんデザインや素材も気に入って)。その辺りをもう少し具体的な言葉にしてみたい。

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