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寝る前のメモ。


穴の開いたニットも、ボタンや裾がほつれたパンツも、豆粒ほどの石鹸も。これでようやく手がつけられる。できれば髪も切りたいけれど、明日は月曜日。

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2023年も早いもので、あと1週間。きょうは朝から近所の美術館へ行き、岡崎へと足を伸ばしてきました。すべての解決に至る特効薬なんて存在しないけれど、いき過ぎた消費行動も、線がはっきり引かれてしまった物事も、「流域」で考えることで少し余白が見つけられるのではないかと思っていて。余白が生まれることで、日々にゆとりが生まれていく。

目指しているゴールは?なんてまっすぐ聞かれたものだから、そこからしばらく考えてみているのだけれど、日本の美意識や自分たち住まうものの意思が、未来にとっても良い形できちんと街に反映されていくことなのだと思う。平たく言うと、行き着くところはやっぱり民主主義なんじゃないかな。参画を促すために仲間と価値を共有し、ツアーやプログラムを営み、それが自分たちから集められた税金を使うまちづくりに反映される状況をつくる。そうした循環をつくりたくてやっているようなところはあるな、と思いました。

自分たちが自分たちの街を語れるという、とてもシンプルなことを当たり前にしたい。もうそろそろ、自分たちで自分たちの街の誇りについて、自分たちの言葉で伝えてもいい頃だと思う。媚びを売らず、誇張せず、誰かの名も借りず、自分たちの力で。

そんなことばかり沸々と考えてしまうものだから、家に着くと夜空の星がなんともきれいで、星のあいだを抜けていく飛行機を眺めているうちに無性に旅へ出たくなりました。

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そろそろ、最小単位でできる何かをやりたい。生きていくうえで大事にしたいことは変わらないと思えるようになったから、それらをさまざまなものを通じて見えるようにしていきたくて。

いま取り組んでいる商品開発もそうやけど、もっと人の日常に関われる、あるいは自然の営みにきちんと関われる何かを。

そう思ったときに「食」や「宿」は考えやすいのだけど、簡単でないこともわかっていて。食は一緒にやってもらえる人が必要だから、ひとまずは宿かな。里山ビオホテルをつくりたくて(名前は考えている)、まずはイメージづくりのためにリサーチに出たいと思う。

なんでワーキングホリデーをしたかったんだっけ?と思うと、やっぱりビオホテルで働いてみたい気持ちが大きかったのだけど、いまの仕事のやり方ではなかなか難しいので、何か仕事を絡められるといいかな。


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