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寝る前のメモ。


地元に関わりはじめて、自分以外の役にはたたないけれどすごくよかったなと思うのは、新しいまちを訪れたときにおもしろい場所を見つけられるチカラが養われたことだと思う。

そんなふうに書くと大袈裟かもしれないけれど、嗅覚が良くなったのか、自然と吸い寄せられていくように何かが見つかる。というよりも、一周まわって考えると「興味のあるところ=おもしろい場所」になるわけなので、当たり前といえば当たり前のことなのか。大袈裟に書いて恥ずかしくなった。


けれど、時にそれは、現地の方よりも役に立つことがある。昨年の夏に訪れたアムステルダムではまさにそうだったし、そこで出会ったローカルテイラーがつくったトートバッグは、日本でもっているとちょっと褒められる。


もう少し年齢が落ち着いたら、静かなところで宿とギャラリーをやるのがいいな。朝ごはんに身体に良いものでできたおにぎりなんかを出すような。

妄想はいくらでもできるけれど、私はきれいなおにぎりを握ることができない。憧れはあるけれどできないそれを、誰に教わるのがいいか、はたまたできる方と組むのがいいか。



訪れる方を安心して迎えることはもちろんだけれど、訪れた方が安心して滞在できるような、そういう雰囲気をつくれた時にそれは実現するのだと思う。今はまだ心に余裕がないから、誰かをもてなすには少々未熟。ひとつひとつ身につけながら、いい場所をつくりたい。

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