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寝る前のメモ。


脳みそを止めて、ただひたすら目の前のことだけに集中する。

木が削り出される音に心地よさを感じて、音を聴くために掘っているような気さえする。その時は出来栄えなんてどうでもよくなるのだけれど、意識を別のところにもっていくと、やっぱり納得のいくものをつくりたいと思ってしまう。

思うようにならないところも含めて、ものづくりというものの醍醐味だと思う。それだからおもしろいし、それだからもっとやりたくなる。上手くいかなかったときや、もっと違うことも試してみたくなったときに、むくむくと湧いてくる気持ちを忘れずにもっていたいよね。

そういう引き出しをとにかくいっぱいもっておくことで、なにかのタイミングで必ず役に立つ。でも、役に立たせるために引き出しをつくるのはやっぱり違う気がするんだけどね。考えているアイデアを実現できたものなんて、これまでを思い返してもごくごくわずかなのだけど、トライアンドエラーで質を高めながら、どんどん「実践」のフィールドに移していきたい。結局、やってみることでしか、見ることのできない世界がそこにはあるので。


5年前に取り組んだ観光プランコンテストの企画案だって、こんな風に巡り巡って役に立つ日がくるわけだから、とにかくいろんな角度からいろんな物事を観察しておけばいい。これからもずっと、「学ぶ・考える・実践する」を繰り返していくのだと思うと、それを続けられる職業がやはりわたしの天職なのだと思う。

実際のところは、学びがない職業も、考えない職業も、実践しない職業も存在しないのだけれどね。


自分自身の好奇心にきちんと向き合い続けるためには、知力だけではなく、体力も必要だし、とにかく今はいろいろ鍛える期間。数年前に書いた年表だと、わたしにとっての27歳は、いわゆる “下積み” の最終年となるようです。やべっ。

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