ショックと恐怖
とてもとてもとてもショックなニュースが。
今日の記事は、どんよりしているので、
引きずられてしまう方は読まないことをおすすめします。
わずか10日
胃がん告知を受けてから、さまざまなサイト、ブログを見て、読んで、
学んだり、発見したり、共感したり……。
中には、出会ってからずっと読み続けている、noteの記事やブログも。
その中のおひとり、スキルス胃がんで胃を全摘出されたブロガーさんが
11月3日に亡くなられました。
自分が胃がんだとわかってから、わりと早い時期に出会ったブログ。
彼女が綴る内容には共感できることが多く、読み続けていました。
彼女の最新ブログがアップされたのは、2024年10月24日。
そこに記されていたのは、がんが転移していること、緩和ケアに移行すること、
そして、余命は1 〜2か月といったところだと思う、ということ。
それからわずか10日、彼女はいなくなってしまいました。
紙一重
ステージは3Aだったという彼女。
私は2Bですが、リンパ節への転移は6個で、あと1個多ければ3Aでした。
彼女は深達度により3Aだけれども、リンパ節転移はたったの1個。
深達度とリンパ節転移数、どちらが大きく再発に影響を与えるのか、
素人の私にはわかりませんが、リンパ節転移6個の2Bと3Aは紙一重です。
術後補助化学療法
点滴と内服を組み合わせた術後補助化学療法を受けていた彼女。
副作用が強く出たため、途中から内服のみに。
内服薬は、私も服用していたエスワンタイホウです。
彼女は、1年間の服用を完走しました。
ショックと恐怖
彼女が旅立ったことを知ったときは、大きなショックを受けました。
ショックが大きかった要因は、
最後のブログの“1〜2か月”が、わずか10日だったことかもしれないし、
タイプは違うけど胃がんを同じように患って全摘出しているからかもしれないし、
多くの点において共通項があったからかもしれないし。
なんだかよくわからないけど、大きな衝撃でした。
そして、すべてが恐怖につながっていってしまう。
いつ息絶えてもいい。
いつそうなっても、楽しかった、幸せだったと言える自信もある。
なのに、腫瘍マーカーの数値が適正範囲を超えたり、
今回のようなことがあったら、襲ってくる不安と恐怖。
ちょっとしばらく、ことあるごとに彼女のことを考えてしまい、
不安や恐怖で覆われる日々が続きそうです。
どうか彼女に訪れた死が穏やかでありますように。
ご冥福をお祈り申し上げます。