空気の汚れは「健康に対する最大のリスク」|おすすめの空気清浄機4選!
あなたの家に空気清浄機は何台置いてますか?
現在、地球温暖化などの影響により大気汚染の問題が全世界で深刻化しています。
今や、「一家に1台空気清浄機を置く」から「1部屋に1台空気清浄機を置く」ことが主流になりつつあります。
今回の記事では、大気汚染による健康被害とおすすめの空気清浄機を4つご紹介したいと思います。
屋内と屋外の大気汚染
近年では有名な話題となっていますが、家の空気と、外の空気どちらが綺麗だと思いますか?
実は屋外の空気の方が約10倍綺麗と言われています。
室内の空気には下記のような物質が存在しています。
・ダイオキシン
・アンモニア
・ダニ
・ウイルス
・埃
・ハウスダスト
・花粉
・その他化学物質
さらに、人が歩くたびに床や絨毯などに存在するダニの死骸などを踏みつけるとダニの体、足などがバラバラになり粉塵となります。
粉塵は床から30cm程度の場所に浮遊しているため赤ちゃんなどがハイハイをしている時や寝ている際の鼻や口元に接してしまいます。
実際に東京で行われた調査によると大気汚染や健康被害の原因となる
No2の濃度が屋内の方が圧倒的に高いと言うことが報告されています。
屋内の方が汚れてしまう主な原因としては、「密閉空間」と言うことがあげられます。
暖気や寒気を防止するためには密閉空間が必要な対策となりますが、換気がしっかりと出来ていない事で屋内の空気は屋外よりも汚れてしまいます。
換気は心がけている!という方も少なくないと思いますが、適切な換気は「1時間に1回15分の換気」が必要とされています。
活動時は可能だと思いますが、夏や冬などの過ごしにくい季節で就寝事などに1時間に1回の換気をする事は至難の技でしょう。
喘息発症率
【National Health Interview Survey】
全米規模で行われた研究で長期的なPM2.5の曝露により小児における肺機能の成長が阻害され喘息を発症しやすくなることが報告されています。
【カリフォルニア12地域で行われたコホート研究】
10〜18歳を対象とし肺機能検査を繰り返し実施。
研究結果、PM2.5の濃度が高い地域ほどFEV1.0が低く、PM2.5濃度が低い地域ほどFEV1.0が高い事が報告されました。
また、PM2.5濃度が高い地域と低い地域では肺FEV1.0に4.9倍も差がありました。
※FEV1.0とは勢いよく息を吐き出した際、最初の1秒にどれだけ吐き出せるかを表した指標。
【日本】
1960年〜1970年代に多くの工業都市でSO2(二酸化硫黄)による大気汚染が深刻化し、周辺住民の喘息有病率の上昇や喘息症状の悪化との関連が認められました。
空気と糖尿病
2018年6月29日にワシントン大学により発表された論文では、
2016年の時点で約350万人が大気汚染が起因で糖尿病を発症したと推定されています。
具体的な研究内容としては、170万人の退役軍人を8年半継続調査。
1m3あたり5〜10μgの大気汚染物質にさらされた退役軍人のうち、約21%が糖尿病を発症していたことが判明しました。
この大気汚染レベルはアメリカ環境保護庁(EPA)が定める1m3あたり12μgの安全基準を大きく下回る基準です。
肺気腫
JAMA(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション)によると汚染された空気を吸い込む事は1日1箱のタバコを吸う事と同程度の健康被害があると発表しています。
2000〜2018年の間、45〜84歳の成人7071人を調査した結果、汚染された空気を10年間吸い続けると肺気腫になるリスクがタバコを29年間吸い続けている人と同程度になると報告されています。
大気汚染が進んでいる現在、浄化されていない空気を吸う事自体、健康被害に繋がってしまう事になります。
また、2012年に全世界で屋外大気汚染により300万人、屋内空気汚染も含めると650万人が死亡したと推測しており、これは2012年時点の世界人口に対し11.6%となります。
様々な研究データにより、WHOは大気汚染は「健康に対する最大のリスクであると指摘」しています。
空気清浄機を選ぶ基準
ここまでで空気の大切さはお分かりいただけたかと思います。
もし空気清浄機が家に置いていない、または置かれていない部屋があると言う方はまずは1台用意しても良いかもしれません。
空気清浄機を置いていない場合は気管や気管支、肺などで直接悪い物質を吸ってしまう事になります。
しかし、空気清浄機を置くにしても今や沢山のメーカーからあらゆる種類の空気清浄機が販売されています。
そこで、空気清浄機を選ぶ簡単な基準とその中でも私が機能的にお勧めする空気清浄機を4つご紹介します。
【空気清浄機を選ぶ基準:①HEPAフィルター】
空気清浄機には必ずフィルターが付いていますが、機能としては様々です。
そこでフィルターの除去性能を一発で見抜く方法が「HEPAフィルター」が搭載されているか!です。
HEPAフィルターとは医療現場や飛行機内で主に使われるフィルターの種類で0.3マイクロメートルの物質を99.97%除去できるフィルターの事です。
【空気清浄機を選ぶ基準:②活性炭】
空気清浄機と言うからには「不快な臭い」は除去してほしいですよね!
そこで必要になるのが活性炭です。
活性炭は主に臭いに着目して作られているので、できれば活性炭がついている空気清浄機を選ぶ事をお勧めします。
おすすめの空気清浄機4選
ご紹介する空気清浄機は前述した「HEPAフィルター」「活性炭」を搭載しています。
適用床面積やその他の機能などにより値段は異なりますが、間違いなくお勧めできる空気清浄機です!
加湿+送風機能付き
適用床面積:36畳
除湿+湿度センサー付き
適用床面積:17畳
加湿機能付き(AIにより天気、部屋に合わせ加湿を自動調整)
適用床面積:不明
加湿機能付き
適用床面積:42畳
最後までご購読いただき、ありがとうございました。
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