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図太いと言われた話

社会人3年目の冬、図太いよねと言われました。

どちらかと言えば周りの目に敏感で些細なことを気にする性格だと思って生きてきたのでかなり驚きました。

社会人になりなにか変化があったかなと思い、少し振り返ってみました。

たった3年の社会人生活の中でですが、1番大変だったのは2年目の年末だと思います。
忙しさのピークで少しピリピリした雰囲気でした。
毎日何十分も怒られて怒られて怒られて、
自分の考えや感情も否定されて、
泣きながら帰って、お風呂でまた泣いて。
恥ずかしくて情けなくて、そんな日々でした。

上手くやろう上手くやろうって思った結果、上司同僚含めみんなが求める答えをすることに行き着きました。
意見を言ったところで否定されるなら、求めることだけを言おうって思いました。
徐々にうまくなっていった気がするし、
そのおかげか怒られることは少しずつ減りました。

付け焼き刃でそんなことをしたので、心にまで1枚か2枚くらいの殻をかぶせちゃった気がするんですよね。
殻のおかげで理不尽に怒られても否定されても傷つかないし、仕事は順調です。
でも私生活はなんとなく感情が抜け落ちるようになりました。

生活のために仕事は必要ですが、その生活がスカスカなのは如何なものかと思います。

やりたいことがわからなくなってきて、好きだったことも刺さらなくなりました。
今慌てて昔の趣味をほじくり返して、心躍ることを取り戻そうとしてます。

答えも解決策も何も浮かばずうだうだと気持ちを吐露しただけですが、これでも必死に書いてます。
書くことは手放さないでいたいです。


図太さは自分を守る鎧として身につけたままにしておくつもりです。
でも今年はその鎧の脱ぎ方も覚えて行きたいなと思います。

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