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体が発する声を聞け~たまごサンドからのおたより~

たまごサンドにハマった。
コンビニのサンドイッチやパン屋さんのものを食べ比べする、という意味ではない。
自分の作るたまごサンドにハマった。
きっかけは突然で

(なんか、猛烈にたまごサンドが食べたい……!)

と思ったのだ。あのつぶされたゆで卵のつぶつぶ感と細かくなった黄身にマヨネーズが絡んだもったり感……。どうしても食べなければならないとスーパーへ向かった。
買ってきたたまごを茹で、殻をむき、フォークでつぶす。
マヨネーズ、塩コショウとあらびきの黒コショウを混ぜる。Pascoの超熟イングリッシュマフィンを軽くトーストしてたまごをサンド。いざ実食。

うまい……!もしかして私、たまごサンドの天才なのでは……!?

たまごサンドってこんなにおいしかったっけ?と思いながらあっという間に2個完食。
それが今日のお昼である。
そして夕食も(たまごサンドが食べたい……!)と思ったので昼に作って残ったたまごのペーストをまたマフィンに挟んで、スープと一緒に夕食にした。
正直明日の朝も食べたい。
なにせ昼と夜でPascoの超熟イングリッシュマフィンを一袋食べてしまい、パンが足りないので早起きしてコンビニに行ってこようかとすら考えている。

大学のときに教養の授業で栄養学の講義を取っていたことがあるのだけど、そのときに先生から「何か特定の食べ物が食べたい」となったときはそれに含まれる栄養素が不足しているからと言われたことをよく覚えている。
この特定の食べ物というのは、例えばただしょっぱいものとか甘いものとかではなくて今回みたいにたまごサンドとかカレーとか具体的なもののことを指す。
人間の身体って本人に直接語りかけることがあるのか、おもしろいなと思ったのだった。
私は大学生のころからずっと一人暮らしをしているのだけど、たしかに何か特定の食べ物を食べたくなるときって気持ちが沈みがちだったり、身体がだるかったりする。
そしてそういう時期って季節の変わり目だったり、天気が不安定だったり、生理前だったり。
身体が何かを主張していて、それを聞くことには意味があるのだなと思う。
ちょうど今は思いきり季節の変わり目だから、そういうことなんだろう。
体はいつでも私に話しかけている。


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