🎞 映画 "地上の星たち" 劣等感は偉大なパワー



人生初のインド映画鑑賞の巻🇮🇳

"インド映画はとにかく踊る"というのだけを頭の片隅に入れていざ鑑賞👀


まず主人公・イシャーンの怒ったり笑ったりのくるくる変わる豊かな表情がアニメーションのキャラクターみたいにものすごく愛らしくて、進んでいくにつれてどんどん表情が暗く曇っていく様子にやるせない気持ちに…🌀

序盤から大人達の理不尽に思える場面が多々あってモヤモヤと腹が立ったし苦しい場面が続いてたけど、主人公イシャーンの空想?の中のアニメーション、イシャーンの特徴も捉えててめっちゃ可愛いかった🌠

開始から70分程して、ニクンブ先生登場シーンからの高揚感、安心感すごかった🕺🏻
やっと自由で愉快な大人の登場!と。

障がいも目に見えないものなら尚更、周りから理解されないこともたくさんあると思うし、人には得意不得意が誰にだって当たり前にあって、出来ないことを責めたり見てみぬふりするのでなく、自他共に認めた上でじゃあこうしてみたらどうだろう!苦手な部分は助け合おうね。って恥じることなく出来る社会になったら多様多種すべての生き物が共存しやすくなるのかな〜。⭐️

偉人たちの説明のシーンを観て、むしろ不得意を自覚してるからこそのハングリー精神みたいなもので別の部分
の能力を伸ばすことに成功したんだろうなと思った。🔥 

ニクンブ先生がイシャーンの気持ちを分からせるための
説明、思いやりとはの話、ソロモン諸島の木の説明もハッとしたしすごく分かりやすかった。🌳
自分に対しても人に対しても、普段からなるべく肯定的な言葉をかける方が良いし、相手を尊重して話をすること。周りへの思いやりや愛情を心の中で思うだけではなく相手に伝わるよう態度や言葉で届けることがどれだけ大事か。☃️
ニクンブ先生自身の苦悩の日々を経たからこその深い優しさ。子供たちへの愛。自分もどうせ悩むなら、辛い思いするなら、しっかり優しさや他者への理解に変えちゃいたいな、と思った。

お父さんも大事な息子に対する悪意はなかったと思うし、むしろ愛情表現のつもりの可能性すらあって、凝り固まった固定概念を頑固に貫き続けることを手放す勇気があればよかったのかな〜。
こだわりを貫き通すのも素敵だけど、思いやりを持ち立ち止まって考える余裕、思い切って不要なこだわりを手放す勇気を持つことも大事よね…とか思ったり。自戒の念を込めて🤝

存分に余韻に浸りまくってから、インドについて学んだあとに必ずまた観よう、、役者さんのお芝居もストーリーも歌も素晴らしい映画だったな〜思わず皆と一緒に拍手もした👏しばらくなにも頭に入れたくない気分だ〜🇮🇳


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