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はだかの自分を売る豊臣秀吉の戦略とは

豊臣秀吉に学ぶ「はだかの自分を売る」覚悟
私の好きな戦国武将の筆頭は豊臣秀吉です。
秀吉は、抜群の知略で下層階級の身から天下統一の夢を果たしましたが
彼のエピソードの1つに、次のようなものがあります。

秀吉が天下統一のため、加賀にある柴田勝家を攻めた時のこと
勝家の本拠の前には、旧友の前田利家が立ち塞がっていました。
勝家と利家は当時同盟を結んでいて、秀吉にとっては旧友の利家も敵だったわけです。

しかし、ここで秀吉の本領が発揮されます。
利家と戦いたくなかった秀吉は、わずかの供を従え、利家の説得に行くのです。
北陸攻めの総大将が無防備で敵陣へ出向くのだから、利家はビックリしたでしょう。

秀吉の意気に感じた利家は、柴田との同盟を破り、戦わずして秀吉軍を通しました。
つまりこの、秀吉がとった行動こそが「はだかの自分を売る」ということなのです。
秀吉にとって、武力で利家を従わせることは簡単なことです。

しかし秀吉はそれをせず、あえて自分の身を危険にさらして
無防備で敵陣に行き、覚悟の程を示したのです。
これはよほどの覚悟がなければできないことですね。

売るのはビジネスではなく自分自身
さて、ビジネスもある意味同じことだと、私は考えています。
もちろんお客様が敵だというわけではありません。
「はだかの自分を売る!」という点で同じなのです。

自分のスキルを武器にしたり、己の利益のため、売りたい一心でお客様と接すると
なかなかよい結果を得ることはできません。
もちろん生活の為、お金の為に仕事をする!という姿勢を否定はしません。

しかし、それだけでは何かが足りないのです。
私はインターネットで集客活動していますが、同時に私流のMLMの教育も行っています。
つまり集客時からすでに、デプリケーションを開始しているのです。

こういう気持ちでビジネスしていると、不思議ですがお客様も信頼してくれるようになり
初対面なのに色々相談されたりもします。
そしてもちろん、本音でお答えするよう心がけています。

つまり商品やビジネスを売るのではなく、「自分を売る」ということは
まさにこれを実践すればよいのです。
ただその為には、普段から心がけて、自分という人間を磨いておく必要があります。

秀吉は、はだかの自分を見せ、利家の説得に成功しました。
ビジネスもまた然り、はだかの自分を出すように努めるべきなのです。
結果は必ず後からついてきます。