Let’s increase the sum of all affection of the world.-私小説[市川拓司]
Let’s increase the sum of all affection of the world.
「世界の優しさの総和を増やそう運動」
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わたしは本を読むのがすきなんだけれど、気づけば大抵同じ作家さんばかり。
高校の頃、市川さんの本は、図書館においてあるものは全て読んだ。
今回、私小説を読み終えて、自分だけで留めておくのはもったいないと思ったからnoteにまとめてみる。
ここには愛が溢れていた。
もっと草花を愛でて、愛するひととふれ合えばいいのに。
奪う者は結局は大してなにも得てないんだと思う。彼らが手にするのはただのガラクタだ。
愛の記憶こそが人生の宝なのに。
長く危険な夜を乗り越えて今日もまた彼女に会えた。その喜びをそっと嚙みしめる。
ああ、早く奥さん帰ってこないかな?
いっぱい話したいことがある。明け方の3時まで語り続けよう。子守唄代わりに聞かせてあげるよ。
引用させてもらったのは本当に一部で、市川さんの人生はずっと愛でできているんだと思った。
争いを好まないという点でわたしは関連性を感じた。
年が明けてから、スキ活サロンという、パートナーのことが大好きな人たちが集まった、愛で溢れたオンラインサロンに加入しているんだけれど、人と会うたび、パートナーの愚痴を垂れ流しにする風潮があまりすきではない。
職場でも、旦那、嫁の文句ばかり。
もっと、のろけていい。
市川さんの本から随分話が逸れてしまったんだけれど。
愛は、人を弱くも強くもさせると思っていて、24年ポッキリしか生きていない小娘だけれど。
恋愛、パートナーを愛する気持ちや、両親、祖父母からの愛情。
全てが合わさって、いまのわたしがいる。その中の愛情には、これまでわたしと付き合いのある、全ての人が含まれている。
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