吉田睦美(Amrita)

元・家庭裁判所調査官。退職後、インドにて半年間瞑想の修行をしてきました。 全国で瞑想や…

吉田睦美(Amrita)

元・家庭裁判所調査官。退職後、インドにて半年間瞑想の修行をしてきました。 全国で瞑想や意識・カラダの使い方に関するワークショップを開催。 今のお仕事は、魂の視点から物事を観ること、天地人を繋ぐこと。 2020年10月、トータルライフサポートAmrita設立。

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願う世界にたどり着くまでに私が歩んだプロセス、今ここ

この世界の光と闇人生はいつもシーソーのようだと思う。 右に行ったかと思えば左に寄って、落ちたかと思えば昇って。 本当は右も左も、上も下もなくって、ただ、そうやってこの三次元の空間を余すことなく味わっているのだと思う。 特にわたしは自分の中に両極が存在するのを強く感じるが、きっと実際にはすべての人がそうなのだろう。 小さいころからわりと明るい子どもだった。 友達もたくさんいたし、いつも笑っているねと言われていた。 同時に闇ばかり気になる人間だった。 キラキラ光るものより

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      5月18日に私がやろうと思っていること。 それは支援と呼ばれる仕事にかかわっている人たちの自己探求の場です。 「人を助ける」ことをライフワークとする背景には、人生のさまざまな局面での経験があると思います。振り返ると、特に痛み(あるいはそれが取り除かれた時の癒しの感覚)が重要な部分を占めているのではないでしょうか。 多くの支援者がそこに自覚的ではあると思いますが、そうした部分を徹底的に見つめたり、本質的に人生を統合していったりするためのリソースは日本においてまだまだ少ない

      • 今年のお盆はなんだかすごいって話 〜亡き祖父にまつわる回想

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        • 【現代考】ワンオペ育児から現代のしんどさに迫る〜児童虐待の背景には

          わたしは昨年まで7年半、家庭裁判所で専門職として働いていました。その中で、いろんなことに直面しましたが、「あまり世に知られていない」ために多くの人が大変な思いをしているのかもしれないと強く感じていたことのひとつが、産前・産後ケアの重要性 でした。 報道では虐待や悲しいニュースが後を絶ちません。「加害者」を責めるような批判的な取り上げ方をされることが多いですが、産褥期の身体も心もギリギリな中で感じる社会的・精神的なキツさを経験された方は、他人事に思えないと感じるのではないでし

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          ギフトシェアの概念が世界を変える

          ギフトシェアという言葉を聞いたことがあるだろうか。お金というツールを介したモノの等価交換から、自ら進んで与えることを前提とした贈与循環を目指すもの。 聞こえは良いけどなんだか綺麗事みたいに感じてしまったり、実際にそれが成立するのかどうか疑問だという人もいるかもしれない。 私も最初そうだった。そこで、実際にこのギフトで成り立つ世界を体験してみたところ、確かにこれからの時代を変える可能性がある面白い試みだということが理解できた。ここでは体験を通して学んだことから、ギフトシェア

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