様相modalityの4つの意味、8つの型の効率的な記憶の仕方
記号の読み方
記号全8パターンは、以下の1-4とi,iiの組み合わせで構成され、4×2=8パターンある。
1.□:
「Ø」
2.¬□:
「とはかぎらない」
3.♢:
「いい」
4.¬♢:
「はいけない」
i. p(s):
必ずpである(□のとき)/
pであって(♢のとき)
ii. ¬p(s):
必ずpでない(□のとき)/
pでなくて(♢のとき)
4つの意味
意味の各々に2つの型があてられ、両型の互換性(同値性)はex.のように容易に確かめられる。
必然・義務:
A/¬O
ex.
「あいつが絶対犯人」/「あいつが犯人じゃないわけがない」
「しろ」/「しなくてはいけない」
不可能・禁止:
E/¬I
ex.
「あいつは絶対犯人じゃない」/「あいつが犯人なわけがない」
「するな」/「してはいけない」
可能・許可:
I/¬E
ex.
「あいつが犯人の可能性がある」/「あいつが犯人じゃないとはかぎらない」
「していい」/「するなとはいわない」
許容・不許可:
O/¬A
「あいつが犯人じゃない可能性がある」/「あいつが犯人とはかぎらない」
「しなくていい」/「しろとはいわない」
8つの型
※pとは「sはpである」という一つの命題。
A;□p(s):
「必ずpである」
¬A;¬□p(s):
「必ずpであるとはかぎらない」
E;□¬p(s):
「必ずpでない」
¬E;¬□¬p(s):
「必ずpでないとはかぎらない」
I;♢p(s):
「pであっていい」
¬I;¬♢p(s):
「pであってはいけない」
O;♢¬p(s):
「pでなくていい」
¬O;¬♢¬p(s):
「pでなくてはいけない」
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