【Q&A】教えてチベタンタイガー！ 第三回 「尻尾の形状について」【Tibetan Tiger Rug】

こんちには。古着屋AMUKURIUMです。

チベタンタイガーラグQ&Aのコーナーです。

弊店に寄せられたご質問とその回答をシェアさせて頂きます。


＊＊＊＊＊
O様からのご質問
＊＊＊＊＊


良く写真を見ると、シッポが少しよじれ浮き上がってるように見えます。


＊＊＊＊＊
古着屋AMUKURIUMの回答
＊＊＊＊＊


ありがとうございます。

弊店では、撮影前にアイロンやスチームなどをかけておりませんので、

タイガーラグの尻尾が浮き上がっていたり、折り目があるように見える場合がございます。

確かに、見栄えは良くありませんね。

申し訳ございません。


チベタンタイガーラグのカットタイプは、ラグを織った後に、タイガーのシルエットに沿ってカットし、その後、端を縫ってフチを補強します。

尻尾は細く曲がりくねっており、物理的に、安定した形状ではありません。

ですので、

尻尾の上に重しを乗せたり、スチームやアイロンをかけたり、踏んだりすることで、

尻尾の浮き上がりは解決されます。

※ちなみに、タフなチベットウールに柔らかいニュージーランドウールが多めに混じっていると、ラグの手触りは柔らかいものとなり、尻尾はより不安定になります。またチベットウールとニュージーランドウールの比率は、生産工場によって配分の比率は異なります。ニュージーランドウールを使わないという工場もあります。

洋服にスチームやアイロンをかけると、シワが取れて綺麗になりますよね？

それと同じで、タイガーラグの品質とは、全く関係がございませんのでご安心ください。


参考までに、


ネパール現地工場や現地ショップショップで、タイガーラグにアイロンやスチームをかける所はありません。

加えて、尻尾をが平らの状態のたま、大量のタイガーラグを保管することは物理的に難しいでしょう。

というわけで、どのラグも多少なり浮き上がっり折り目がついた状態で保管されています。