見出し画像

【海賊王におれはなる】航海の先でアムが見つけ出したものとは

みなさまこんにちは、私はアムです!

最近になってようやくnoteのいろんな機能を理解し始め以前にも増して楽しいです!

あと毎日読んでるって声はやっぱり嬉しいですね。
私も頑張ろうと思った!って言われて感動しました。

毎日投稿している甲斐があります!



さて。
今日は【アムの半生】シリーズの続きです!
(いきなり名前変えてすいません!プロフィールのマガジンでカテゴリー分けしております!)



昨日の記事の最後にもチラッと触れましたが
僕実は奄美に移住して3ヶ月くらい経ってから、一回静岡に行って「サメ釣るバイト」してたんですよね。

今日はそのお話をしていきます!



奄美大島の中の瀬戸内町という町の中の節子(セッコ)集落の中の節子小中学校という廃校でやっている奄美農業研究所という場所で僕は動物のお世話をしたり、畑作業手伝ったりして暮らしていた訳なんですが、

そこの運営をされていたファミリーがいらっしゃって、その奥さまが元水産庁職員の方だったんですね。

海洋生物の生態の調査をしたりしていたそうなんですが

その旦那さんはと言うと研究ではなく研究をする船=調査船を動かす船員さんのお仕事をされていたんです。


で、ある日突然奥さまから


「今度夫の船で1ヶ月間太平洋沖に出てサメの生態調査するそうなんだけど、アムくんアルバイトで行ってみない?」


「(何それほぼ海賊じゃん海賊王じゃん!)行きます!!!」


もう即答ですよね。

そんな楽しそうなバイト行くしかないですよね!


船は清水港から出るので、一旦奄美に別れを告げマンゴー農家のハタさんにも休みを貰って、ワックワクしながら静岡行きました。


僕が乗り込んだ海賊船はこちら。

画像1

勇敢なる海の戦士になるためこの船に乗りオールブルーやらひとつなぎの大秘宝やらを見つけなんだかんだありーの僕は後の海賊王になっていくわけです。


調査するのは

アオザメ

画像3


ヨシキリザメ

画像3


主にこの2種類のサメでほぼジョーズです。


調査内容は言っていいのか分からないのでここには書きませんが簡単に言うとこれらのサメがどのあたりで繁殖しているのか的な調査をしてたんだと思います。(すいませんよく分からずやってたので)

でもマジで人生で2度とない経験をさせて貰いました


まず1ヶ月間海上で過ごすことがないですよね。

勿論電波なんてないので携帯は使えませんから情報は一切遮断されます。
だからずーっと椎名林檎聴いてました。
帰った時はまじで浦島太郎状態でした。


あと一番感動したのは360度見渡す限り海しか見えない景色です。

画像5

画像4

1枚目の奥に見える島はここ数年の火山活動でできた「西之島」です。


地球の壮大さを肌で感じました。




バイトは僕の他にも3人の大学生がいて、みんな将来研究員になるために船に乗ったそうです。
というか普通の動機はそれらしくて、僕のように楽しそうだからというアホみたいな理由で乗る奴はいないらしいです。
彼らはめちゃくちゃ頭良いんですけど、船酔いが酷くて半月分くらい寝てました。非常にチャーミングで愛くるしい奴らでした(歳上)

僕は三半規管ぶっ壊れてるんで一度も船酔いせずむしろ船員さん達と毎晩のように飲み明かして常に二日酔いでした。
船員さんはファンキーな人が多くてめちゃめちゃ仲良くなりました。
「お前は23か24歳になれば必ずモテる」と、なんの根拠も無いことを言われそれを信じて生きてますがもうすぐ25です。
まだですかね?

船員さんと仲良くなったので、後半は調査の仕事をほったらかして船員さんの仕事である、サメ用の仕掛けを作ったり、サメ以外の釣れた魚を捌かせてもらったりして本当に楽しかったです。許してくれた寛大な調査員の方々、ありがとうございましたm(._.)m


あと面白かったのは、真水が貴重なのでお風呂の湯船が海水なんですよ。熱い海に入ってる感じ。もうしょっぺーしょっぺー!

夜は危ないから甲板には出れないのですがそれだけが心残りです。星見たかった〜!


いろんな経験ができて本当に僕は幸せ者だなと思います。

その分いろんな人に迷惑かけまくってるので、恩返ししたいなと思うし、僕がもし迷惑を掛けられてもサポートできる心をいつでも持っていたいと思います。



そんなこんなで1ヶ月間の航海も終わり、陸に上がったその日の夜僕はひとりでお好み焼きを食べに行きました。

その時に気づいたのです

「あぁ、おれが探してたのはオールブルーでもひとつなぎの大秘宝でもなかった。仲間や友人との”つながり“、ただそれだけがほしかったんだ。それがおれにとっての”ワンピース“なんだ。」

と。

え〜、おあとがよろしいようで。


(尾田先生、こんな終わり方にしたら許さないです。)

画像6



ではまた!





前回のお話はコチラ






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?