見出し画像

ディストロホッピングの果てに

NixOSを入れたあともArchやKali、Parrotの新版リリースを嗅ぎつけてはクリーンインストールを繰り返していました。

中でも特に気になったのはFreeBSD。Linuxではない。

FreeBSD 14.0 RELEASE

FreeBSDといえば、昔(いつまで?)はソフトウェアの管理が超面倒くさいOSで手を出していませんでした。今はpkgというパッケージ管理システムがあり、かなりインストールやアンインストールが楽になっていることを知りました。
まずは仮想ソフトに入れて実験。Calamaresインストーラのような親切さまではないものの、archinstallに慣れた身であればあまり苦労せずに基本システムは入れられます。
その後はxorg、使いたいデスクトップ環境、アプリケーションやフォントを次々と入れたらいつもの環境に近い使い心地。これは常用いけるか?と思っていました。

無線LANとBluetoothの導入が難航

ノートPCなのでできれば無線LANメインで使いたい。内蔵スピーカーでは力不足なのでBluetoothヘッドホンを使って動画を見たい。しかしFreeBSDでその環境を整えるのが、Linuxよりかなり難しいようです。
無線LANアダプタによってはインストール中に認識すらしないので、いったんは有線接続をしなければなりません。
Bluetooth接続に関しては、公式ドキュメントやフォーラムを読んでみたものの、ウチの環境では何が解決につながるか突き止めることができませんでした。

fcitx5-mozcパッケージが(まだ)ない

Linuxでインストール時に日本語IMEが入らない場合はほぼfcitx5 + mozcで日本語入力環境を構築しています。例外はUbuntuやFedoraで、これらはibus + mozcがデフォルトの模様。
FreeBSDにはibus-mozc、fcitx-mozc、fcitx5-anthyなら用意されているものの、肝心のものがラインナップにありません。
IMEによっては次々とエタってる中、fcitx5-mozcが希望なんですけどね…


このように、すんなりとインストールが進まなかったものですから、一旦FreeBSDの活用は棚上げとなりました。

ventoy 1.0.96の不都合

今年4月ごろから、ventoyに入れたインストールイメージのうち、Arch系でインストールがコケて止まるという事態が発生。FreeBSDも、起動しては再起動…のループに嵌っていました。

ある動画を見ていると、トップコメントで「今のventoyなら問題ない」という書き込みを見たので、ventoyをアップデート(執筆時点で1.0.99)しました。無事解決しました。

そして今の環境

紆余曲折を経て、今はNixOS 24.05 + KDE Plasma 6 (X11)を使っています。Linuxディストリビューション使用のための仮想ソフトウェアにはvirt-managerを入れ、Dockerの練習のためにpodmanを入れました。

VirtualBoxも入れることができますが、nixos-rebuildにめちゃくちゃ時間がかかり、起動してもアクセス権がなんたらで上手いこと動かせなかったので、使うのはやめました…

しばらくは(いつまで?)ホッピングを休みます(真面目に休みたい)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?