「アメリカンスタイルの社交ダンスって?」- 体験レポ―ト【アーサーマレー サウス東京】
こんにちは。アーサーマレー サウス東京です。
こちらのnoteでは、私たちが普段レッスンを行っているアーサーマレースタイルのレッスン、アメリカンスタイルの社交ダンスをご紹介していきます!
ただ、「アメリカンスタイルの社交ダンスって?」「初心者でもできるの?」とお思いになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、ライターで社交ダンサーの池田アユリさんに、当教室のダンスレッスンの体験レポ―トを書いていただくことになりました。
アーサーマレー サウス東京へ!
東急池上線「蓮沼駅」から1分、「蒲田駅」からは10分ほど歩いたところにあるダンス教室、「アーサーマレー サウス東京」にやってきました。
スタジオ内に入ると、まるでカフェのような雰囲気で、受付はバーカウンターみたいです。その奥にはダンスフロアが続いていました。
代表の藤井洋介先生に、お話を伺いました。
ーー本日はよろしくお願いします! ダンス教室というよりも本当のカフェみたいですね。
ありがとうございます。カフェで気軽にダンスを踊っていただけるような雰囲気にしたくて、このような内装にしました。
ーーアーサーマレーとは、いったいなんでしょう?
「アーサーマレー」は100年以上の歴史があるダンスカンパニーです。アメリカの社交ダンス界のパイオニアであるアーサー・マレーの名前を冠にしており、世界中で約260ものダンススタジオを展開しています。当教室は、その中のひとつです。日本には他にも、大阪・神戸・横浜・名古屋にスクールがあります。
ダンスを習うというよりも、好きな音楽で身体を動かしていただくことを大切にしているスタジオです。
(代表の藤井先生)
ーー体験レッスンの流れを教えてください。
まずは、その方のダンス歴や運動のご経験、好きな音楽の種類などをヒアリングさせていただき、体験レッスンの内容を決めていきます。その後、フロアにて約40分のレッスンを行います。この時間でもおおよそ4種類ほどのダンスを踊れるようになりますよ。
ーー40分で4種類も!? 全部で何種類のダンスがあるのですか?
アーサーマレーで習うことのできるダンスは、全部で20種類以上あるんです。上品なワルツから、情熱的なサルサやアルゼンチンタンゴなど世界中の様々な雰囲気のダンスを楽しんでいただけます。
ーーどんな服装でレッスンを受けていますか?
普段着のままで大丈夫です。もちろん、更衣室もありますので動きやすい服装に着替えていただくこともできます。シューズについては、室内用のスニーカーでも構いませんし、ダンスシューズをお持ちでない方のための「貸しシューズ」もあります。
(棚には、素敵なシューズがたくさん)
ーーということで、今回は私も、普段着でレッスンを受けることになりました。
いざ、アメリカンスタイルの社交ダンスを体験
さっそくフロアに入ってみると、床がフカフカしていて気持ちがいい! 身体が弾むような感覚がありました。今回レッスンを担当してくださるのは、講師の日向玲奈(ひなた れいな)先生です。
(講師の玲奈先生)
玲奈先生より、ダンスフロアの奥にある更衣室やお手洗いの場所について案内を受けたあと、いよいよレッスンがスタートしました。
「最初はアメリカンワルツをご紹介いたします。基本のステップである『ボックス』を私と一緒に踊ってみましょう!」
ボックス(Box)とは、四角形(Box型)に動く3歩で構成されたステップです。ただ、細かいステップの説明をすることなく、「さっそくワルツの音楽で、一緒に踊ってみましょう」と玲奈先生。「え!ステップは覚えなくていいの?」と驚きました。
これは、体験レッスンだからというよりも、お教室が「ダンスは音楽で練習するもの」ということを大切にしているからとのこと。
玲奈先生と向かい合い、手を取り合います。
「日本でよく踊られている社交ダンス(インターナショナルスタイル)の組み方は、お互いの右腰が触れている状態で踊ると思います。しかし、アメリカンスタイルの場合は、最初はお互いの距離が少し離れた状態で踊ります」と玲奈先生。
インターナショナルスタイルに慣れている私は、「離れていても、うまく踊れるかな?」と少し心配しましたが、いざ玲奈先生にホールドを組んでいただくと、腕と腕がしっかり繋がっている感覚がありました。
「それでは、右足を後退するところからです。はい、ワン、ツー、スリー」
玲奈先生の巧みなリードのおかげで、ステップを覚えなくてもすんなり踊ることができました。
踊り終わったあと、玲奈先生が「うまく踊れときは、アメリカ式にハイタッチを行うんです!」と仰り、思わずハイタッチ。普段ハイタッチをする機会がなかったため照れましたが、「つぎも上手に踊りたい!」というワクワクした気持ちになりました。
その後、アメリカンワルツのステップである『アンダーアームターン』や『サイド・バイ・サイド・チェンジ』を組み合わせて踊ってみることに。 軽やかなワルツの音楽に合わせて踊るのは、とても心地よかったです。
つぎは、ラテン系の種目にも挑戦。
「アメリカンルンバは、一般的にイメージされるようなスローテンポではなく、サルサに近いようなリズミカルなダンスです。この曲で踊ってみましょう」
玲奈先生がかけた曲は、なんと日本のPop歌手の曲!? なかなかアップテンポな曲です。ヒップを横に振るような動きが特徴的でした。
つづいて、ルンバとワルツを融合させたような「ボレロ」、クラブダンスのような曲で踊る「ハッスル」を教えていただき、本当に40分で4種目を踊ることができました。できることが増えるのはうれしいですね。「もっと踊りたい、もっとうまくなりたい」。そんな気持ちが湧いた体験レッスンでした。
ダンスを通じて、音楽を楽しむ
レッスン終了後、再度、藤井先生にお話を伺いました。
ーー曲に合わせて踊る時間を多く取っていただいたので、さまざまな音楽で踊ることができて楽しかったです。それと、ステップをたくさん覚えなくても踊れるんだなと感じました。
「私たちはステップを覚えることよりも、曲に合わせて踊ることを大切にしています。アーサーマレーのレッスンの特徴は、基本である『ボックス』というステップを覚えたら、あとはそれを応用するだけでさまざまな曲で踊ることができることだと思います」
ーー音楽ありきで、ダンスを楽しむ……。踊るうえで一番大切なことですね。
「僕たちのコンセプトは、『anyone, anymusic, anywhere』。だれとでも、どんな音楽でも、そしてどこでも踊れること、です。むずかしいことに囚われるのではなく、音楽を聞いて自由に踊る楽しさを感じていただけたらと思います」
ーー最後に、これからアメリカンスタイルのダンスを始めようと考えている方にメッセージをお願いします。
「ダンスを始める方には、正しいかどうかを考えるのではなく、相手とリズムにのって踊ることに挑戦していただきたいです。人によっては、「リズム感がないから」「踊りが下手だから」と尻込みする方もいらっしゃるかもしれませんが、アメリカンスタイルはダンスの種類も多く、リズムの取り方も千差万別です。どなたでも踊れる方法が十分にありますので、気軽に挑戦していただきたいです」
ーーアーサーマレー サウス東京の皆様、ありがとうございました!
(レッスンを担当頂いた玲奈先生と)
<p id="ref_5c31f4fb649f38329da092cf_ballroomdance-instructor"><a href='https://www.zehitomo.com/profile/藤井-洋介-gVMQl8jFTTi/pro' target='_blank'>ゼヒトモ内でのプロフィール: アーサーマレー サウス東京</a>, <a href='https://www.zehitomo.com/learning/dance/ballroom-dance/ballroomdance-instructor' target='_blank'>ゼヒトモの社交ダンスレッスンサービス</a>, <a href='https://www.zehitomo.com' target='_blank'>仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス</a></p>