第2回:政策とは、EBPMとは
割引あり
【Ⅰ.基礎編】
【Ⅰ.基礎編】では実務者が政策を立案するために押さえておきたい基礎知識を整理します。構成は「1.政策形成の基礎知識」と「2.EBPM(Evidence based Policy Making)」です。
「1.政策形成の基礎知識」では、地域の問題解決をするために政策形成の基礎知識です。内容は、(1)政策とは、(2)アウトカム重視の政策形成、(3)政策形成プロセス、(4)政策形成の課題(現状の立案と評価の課題)です。特に、(4)は、地域の問題解決に貢献できていない政策形成の現状と、なぜ、そうなっているのかを整理しています。次回以降で、説明(提案)する政策立案の進め方は、これら現状の立案と評価の課題を克服するための内容です。
また、「2.EBPM(Evidence based Policy Making)」では、昨今、重視されている根拠に基づく政策形成について、実務での実践する際の考え方・進め方をまとめています。その内容は、(1)根拠に基づく政策形成、(2)エビデンスとは、(3)EBPMを現場で実践するためにです。
1.政策形成の基礎知識
(1)政策とは
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